「また劇場で観れるなんて、こんなに嬉しいことはない!!」機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 梅★さんの映画レビュー(感想・評価)
また劇場で観れるなんて、こんなに嬉しいことはない!!
最速上映の完成披露舞台挨拶イベントに行ってきました。
いちおう直前にテレビアニメ1話〜15話を復習してからの観賞。
まさかあの名エピソード『ククルス・ドアンの島』を劇場で観れるなんて、それだけでこの映画には価値があると言える。
冷静に1つの映画作品として観ると色々「あれっ?」と思うところは多々あるが、ファーストガンダムのファンとしては現代の作画クオリティで観れるだけで感涙物。
キャラクターやお話は知っていることが前提なので、初見さんには厳しいだろうけど、オリジナルからかなり改変が加えられているので、ガンダムを知っている人はわざわざテレビアニメを復習する必要はないというか、逆に復習すると変わっているところが多いので混乱してしまうかも…
テレビアニメ1話分を2時間に引き伸ばしているので流石に間伸びした感はある。コメディー要素がかなり追加されているが時代を感じるというか、ファーストガンダムのリアルタイム世代ではないので少し古さを感じた。
そして、せっかく『ククルス・ドアンの島』に焦点が当てられ、ドアンの声優さんも重みのある良い声をされているので、ドアンのジオン軍時代のエピソードや葛藤、子供達にとって親の仇であるドアンとどのようにして打ち解けていったのかという過程が観たかったが、そこらへんはあまり触れられず、仲良くなってからのほのぼのエピソードが中心だったのが少し残念に感じた。
人それぞれ思うところはあると思うが、ガンダムファンは一度観てもらえたらと思う。
コメントする