「音楽なくともフィルムに溢れる情報量」GUNDA グンダ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
音楽なくともフィルムに溢れる情報量
試写会で拝見。
すごい音響とカメラワーク。
特にどうやって録音しているのか、驚くレベル。
自然音なのに、藁を踏む音や足音が、音楽みたいなリズムを奏でて重なりあい、BGMがなくともフィルムに多くの情報が溢れていた。
ヴィーガンの方が制作に名を連ねているように、食用に育てられた子豚たちの身に起きる現実を見せることで、
「こんな残酷なことが……」
という切り口ではあるのだが。
こちらは逆に、「こんな貴重な命をいただくのならば、美味しく、しっかり残さず食べなければ」という思いが強くなりました。
『未来少年コナン』の「うまそう」や、『銀の匙』の子豚たちを思い出して、「ベーコン食いてぇ」としみじみ思いました。
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