ちょっと思い出しただけのレビュー・感想・評価
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コロナ禍の現在、マスクをつけることが当たり前になり、映画の中でもマ...
コロナ禍の現在、マスクをつけることが当たり前になり、映画の中でもマスクをつけている描写が何度も出てくる。
映画の中での演者はあまりマスクをつけている印象がないため新鮮だった。
時の経過の描写は現在から過去に渡って表現されており、7月27日を切り取って映し出される。
過去ではコロナもなく平穏な日々であったが、劇場内での観客がマスクをつけている描写から時の経過を表現しているのは素晴らしいと思う。
タイトルにもある通りちょっと思い出しただけというタイトルと伊藤沙莉、池松壮亮の演技が最高にリアルを作り出している。
ほんとに ちょっと思い出しただけ でした(笑) 脇役が豪華で驚いた...
ほんとに
ちょっと思い出しただけ
でした(笑)
脇役が豪華で驚いた
と
伊藤沙莉さんをあ手書きしたの?って思 うくらいに 彼女が生きた作品
永瀬正敏さんの使い方も贅沢 スパイシーな
リアルなんだけど なんだか爽やか
ハッピーエンドだし よかった
伊藤沙莉がタクシードライバーってだけで見ずにはおれないナイトオンザプラネットの世界
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タクシーでウィノナライダーごっこしてるしジャームッシュ組の永瀬正敏もそれらしい役で出てくるし…楽しい!
記憶は現在から過去に遡っていく
映画的な編集で…なんでもない夜がひとり一人の宝石となって輝いています
もちろんクリープハイプの主題歌あっての世界観で…それも含めて余韻の残る映画です
個人的に一番好きなシーンは二人が別れた日に突然たまたまそこにいるいろんな人たちの声が聞こえてくるシーン
ずっと二人を撮りながらも、そんな物語はそこで映し出される人たちにも(そしてそれを見ている私たちそれぞれにも)きっとあるという…
ジャームッシュ的な監督のまなざしが一番よく出ている場面だと思いました
あ、あともうひとつ!
ほんの少し出てくる伊藤沙莉の関西弁がいい(寝ても覚めてもの春代以来?)
そう言えば葉みたいな女子は大阪には結構いてる気がするなーと笑
あ、あと池松君の声、伊藤沙莉の声に負けず劣らず心地よかったです
國村さんの声とともに映画館で聞く価値ありやと思います
惜しいところがあるけど、いいところもたくさんある。
彼の誕生日を今からどんどん遡っていく物語。
クスッと笑うところもあるし、小さな規模感の中で日々が繰り返していくのは、のんびり観るのにちょうど良かった。
自分も30前半で結婚してるけど、20代前半はほんと大恋愛もしたな。でも今も悪くないけど。
でもなぁ、みたいな気持ちが表現されていて、苦くてエモい気持ちを表現している部分では、なかなか見ない映画だったと思います。
このレビューの下に印象を出すところがあるのですが、どれにも当てはまらない感じが出てるのが評価できます。
思うところは、多分、同じ日を1年遡ると曜日が前に戻る、ということで遡ってるのを見せているのだけど、
(2022/2/24は木曜日→2021/2/24は水曜日といった具合)
正直それを知っている人って少ないと思うし、もう少し西暦を見せるとかニュースやラジオで年がわかるように見せていかないと、いつ変わったのか分かりづらくて、そういう意味で優しくないなと思いました。
そういうお客さんの手間を減らすことで、よりのめり込める隙間になると思うので、そこは無駄な時間でした(もちろんマスクが無くなったとか怪我してるとかで何とかわかるけど)
あと、主題歌などはとってもいいけど、役として尾崎世界観が出てくるのは微妙。
でしゃばっている。まぁ・・・仕方ないか。っていう感じで映画好きは見るかも。
映画観た後に聴く主題歌は素敵でした。歌詞を見てぜひ。
芸人ニューヨークの人の立ち位置も面白かった。
またAmazonとかでやってたら観たい。それくらい、ちょっと思い出したときに観たい映画でした。
タイトル通り
松居大悟さんの映画らしく、本当に等身大を描いた作品。
池松さんと伊藤さんが、ただただ自然過ぎて、現実の延長なのか?と錯覚するくらい。
見ていても羨ましいという感覚よりも良かったねぇ~という感情が強いのが、この二人の演技力。
コロナになってタクシーに乗ることも本当に減ったが、あんな会話していた気がする。
そんな世の中だからこそ、こういうほっこりする映画が必要。
日常の一部を切りとったような自然さ
派手な演出やジェットコースター的な面白さはないが、とても魅力的な作品。まず、主役二人の雰囲気がいい。思わず二人の幸せな未来を応援したくなる。ストーリーの構成も、丁寧に考えて作られたんだろうなぁと想像できる。
きっと誰もが、心の中でずっと大事にしたい出会いや経験を持ってるはず。たとえそれが他人から見れば平凡で、どんなにささいなことでも、はるか昔の思い出に変わってしまったとしても。そんな人生の一部分を巧みに描き出している。
互いに生きる道は違ってしまった。今の暮らしには満足してる。でもある時ふと夕日を見て思い出す。あぁ昔あんなこともあったなぁ~(過去形) 同じ夕日を見て別の誰かが別の場所で同じことをぼんやり思い出してる。
劇場で誰にも邪魔されずにぼーっと見るのに適した映画だと思う。生活音があると、リアルな生活に溶け込みすぎて映画の印象が薄まってしまうかも? それくらい自然。いい意味で。
思わず引き込まれる見事な一本
良かった、本当に観て良かった。久しぶりに身動きが取れないくらい見入ってしまいました。
私は邦画の方が好きなんですが、その理由としてこういう繊細で情緒的な、行間を読ませるような演出が大好きなんですよね。
ストーリーとしてはそんな派手なものじゃないですが、全編アドリブなんじゃないかと思わせるようなナチュラルな台詞と演技がとても良かったです。
個人的には今年の邦画の中でベスト級の傑作でした。
2021年7月26日。 タクシードライバーの野原葉(伊藤沙莉)は、...
2021年7月26日。
タクシードライバーの野原葉(伊藤沙莉)は、お客を一人乗せて、夜の街を走っていた。
客が「トイレに行きたい」というので、公共ホールの前で停めて、客が用を足す間、ホールの中へ入っていった。
誰もいないと思っていたステージの上では、男性(池松壮亮)がひとり踊っていた。
男の名は佐伯照生。
脚を痛めてダンサーを諦め、いまはステージの照明スタッフをしている。
照生と葉は、以前、付き合っていた。
そのことを思い出す・・・
というところからはじまる物語で、7月26日という特別な一日(照生の誕生日)を、過去へと遡って、5年だか6年だかを描いていきます。
東京テアトルの製作・配給で、昨年ヒットした『花束みたいな恋をした』の二匹目を狙った企画だという感じだが、作品から受ける印象は、かなり異なります。
『花束』の方が一般的な観客(テアトル系に足を運ばなそうな観客)に向けたものだとしたら、本作は、かつての「渋谷系」観客向けといったところ(なにせ、ベースにジム・ジャームッシュ監督作『ナイト・オン・ザ・プラネット』があるからね)。
どちらがいい・悪いということはないのだけど、本作の方が、よりリアルな感じがする。
けれど、ちょっと映画としては、首をひねるようなところが無きにしも非ずで、『ちょっと思い出しただけ』というタイトルが示す、思い出している「現在」が幸せなのかどうなのか。
そこいらあたりが微妙で、過去も幸せだったが、現在も幸せだ、だから「ちょっと思い出しただけ」、という感じになっていない。
これは回想に戻る前の描写が、あまり幸せでないようにみえるからなのだろう。
また、作劇的に、7月26日の一日を切り取って、過去へ戻り・・・という作劇が必要だったのか。
出逢ったころからはじめて、現在へ、という作劇の方が、すんなりしたと思うのだが、そうすると『花束』とまるっきり同じになってしまう、と製作サイドが感じたからなのだろうか。
で、最後に決定的なのだが、「ちょっと思い出しただけ」は、誰が思い出したのか。
物語のはじめと終わりから考えれば、思い出したのは葉のはずなのに、過去のシーンは常に7月26日の照生の部屋から始まる。
そこには葉がいないことが多い。
これでは、葉が思い出しているようにみえない。
脚本として、推敲ができていないような印象を受けてしまう。
と、いみじくも葉が照生と出逢ったときに言った言葉のとおり、
「よくわからないけど、この舞台(映画)に、ダンス(前に戻るという構成・仕掛け)が必要だったのかなぁ。それにダンス(構成・仕掛け)が綺麗すぎるというか・・・」
って感じ。
誕生日という特別な一日も普通の生活が続いている・・・
狙いは良かったんですが、腑に落ちないですよ、いくつかの点でね。
観終わったあとに、もやっとしたものが残りました。
かわいい。。
伊藤沙莉が好きだから見に行ったが、魅力爆発でしたなー自然体な笑顔が素敵すぎたー彼女だったらこんな感じなのかな?とか勝手に妄想する。キュートすぎる。ラブラブな時期も喧嘩してる時も本当に素敵でしたー。伊藤沙莉のタクシーに乗りたい。
誰にもある人生な大事な恋愛をちょっと思い出した。そんな感じです。今がどうとか後悔とかじゃなく、ちょっと思い出すんですね、うん。
そして俺の誕生日7/26。というところにも縁を感じてしまったー
脇を固める成田凌、國村さん、永瀬さんetc豪華ですねー安心感抜群。ニューヨーク屋敷も頑張ってたねーこんな風にナンパしてんのかなと想像しちゃったけど、笑。
期待ハズレ
時間遡りが功を奏しているかといえば微妙…
何故そうなってるかといえば、結局、時系列通りに見せてしまうとイマイチ面白くないからじゃないかな!?
永瀬正敏とか完全にジム・ジャームッシュリスペクトなだけで呼んでるんだろうけど、あのギャグなのかマジなのか中途半端なシーン要るか!?
監督は去年の「くれなずめ」が凄い好きだったから期待したけど…
巻き戻す
ちょっと思い出すのは別れた時より出会った時の方がいい。巻き戻すから気持ちの温度が少しづつ上がる感じが良かった。クリープハイプ の曲がとても合っていて、しばらくライブ行けてないから大きな画面で歌うの観れてちょっと泣いた。
ぎこちない、テンポもどうかな。
伊藤沙莉が出ていたので、そして高評価だったので観に行きました。
たわいもない毎日を描く、こういう映画は好きです。
でも、なにかぎこちなかった気がしました。
あのセリフと流れは10代後半か20代前半の若者でしょう。セリフが軽すぎる。
あの二人には合わなかった気がします。
テンポも。長いなあと思う場面が2・3ありました。
同じような場面が繰り返し出てきたような気もしました。
ちょっと思いだしただけだから…
一口で言うと、「逆再生!花束みたいな恋をした」みたいなことになるんでしょうか?
長い年月のバラバラな一場面を切って張ってつなぐことで、一方向のテーマが浮かび上がってくる。兼ねてから映画で使われる物語の編集技法です。この技法で印象的だったのはダニー・ボイル版の「スティーブ・ジョブズ」。あの作品では、ジョブズが新作発表をする日だけを年代ごとに切り取り、それぞれの時期のジョブズと周囲との関わりを見せることで、ジョブズという人物を描いていました。
本作の面白い点は、誕生日という1日を切り取り、更に時系列を逆にして遡っていくというところです。
誕生日という定点を観測することで、ルーティンや環境の変化が分かりやすくなっているということに加え、時系列が逆になっているため、遡るたびに、「あー、そういうことか」と伏線回収の連続のような作りになっており、観ていて飽きません。
また、時系列が逆になっていることで、進めば進むほど二人の関係が愛おしく切ないものに感じてしまいます。これは逆再生効果が抜群に効いてますね。エターナルサンシャインを彷彿としました。
二人が出会う日は、まだ照生が住んでいないアパートの中から始まり、そのアパートの住人が公園のベンチに座る男(永瀬正敏)に挨拶をする。
この一連の流れに、この作品の秀逸さを観たように感じました。映画の主役はもちろん葉と照生ですが、二人が出会う前から世界は当たり前のように存在している。そうした世界と二人が繋がって、二人も、世界も変化していく。
僕らはみんな関係しあっているんだな、過去から現在までの全てが僕自身なんだな、、と。なんだかありがたい気持ちに包まれました。
ラスト、葉は現在の姿で照生と踊る幻想を振り切り、繰り返される7月26日を抜け出し、タクシーを走らせ、明日(家族と住む家)へと向かっていきます。
過去を振り返えって、愛しくて切なく堪らない気持ちに後ろ髪を引かれつつも、「いや、ちょっと思い出しただけだから!」と強がり半分に前を向く。こんな経験ってあるなぁ、と深い共感を呼びます。
照生に関しては、ステージでダンスを踊ってみたりと、まだ過去への未練は強いようです。長瀬さんに関しては「その日」に留まることを選んだようで、過去との向き合い方は人それぞれなんだな、、と。
鑑賞後の余韻がたまらない。素敵な映画でした。
ちょっとなんて、もんじゃないよ。。
いやあ。。
もう、共感しかない。。
誰もがある恋の始まり、そして。。
まさかの、ウィノナ💖
さて、未来の私たちは、マスクに隠れず、きちんと人を愛せてるだろうか。。
そして、明日のケーキを食べられるだろうか。。
結論から言えば「結構好き」です。
松居監督作品、いろいろ評判を聞く中で過去数作品観てきましたが、正直いずれもワタシ的にはハマらず、前作『くれなずめ(21)』で初めて「いいじゃないか」と思えました。そして今作品、前評判の良さも聞いており、それなりに期待して鑑賞してきましたが、結論から言えば「結構好き」です。
私は鑑賞前、予告も宣伝も公式サイトも一切見ていなかったので「構成」を把握するまで少々戸惑いましたが、まぁ、この構成くらいは事前に知っていても十分楽しめると思います。
作品の良さは何と言っても主演の二人。二人の絡みだけでなく、それぞれの日常どこを引き合いに出してもキャラクターが立っていて、どんどん二人が好きになってしまいます。
また、背景もよく描かれており、生活という繰り返す日常にある風景や部屋の様子、二人自身や周囲の言動などから、その時の二人の心情が垣間見えてきます。
まだ2月なので来年の賞レースまで長いですが、特に伊藤沙莉さんは主演女優賞の候補だってあり得るんじゃないかと思える好演でした。
まぁ、最近この手の「前の恋愛振り返り系」のラブストーリーが続いて、また評価が高めなのも何となく一種の「ブーム」にも見えますが、その点で松居監督には「おさまりのいいジャンル」な気もしますし、十分に健闘しているような気がします。
ちなみに私、ジム・ジャームッシュは不勉強で『パターソン(17)』しか鑑賞できていませんが、「日常」の描き方は雰囲気出ていたように思いますし、やっぱり永瀬さんが利いていますね。
何もかも"上手だな"と思えた
2022年劇場鑑賞12本目 秀作 68点
個人的に、明け方>>>今作>ボクたち〜>>>>>>>花束
こんな感じ
言わずもがな主演二人はもちろん、脇を固める人たちみんな演技は素晴らしい。
確かに伊藤沙莉ハマり役ですが、自分はタイトル拒絶の端的に言うとモテる華のある女性に少し憧れを持っているあの役の方が好きだしジャンルは違えど彼女の代表作品は揺るがなかった。
池松壮亮もわたくしが大好きなドラマmozuを皮切りに飛躍していった(本人もそう自負している)ので大好きな役者さんで、表情の演技はもちろん賛否を生んでいる話し方や顔つきさえも、リアルを投影している様だった。
例えばもしわたくしがあの世界線のダンスのレッスンする施設にいる一人だったら少しだけ彼は鼻につくなあとも思っているかもしれない、けどより伊藤沙莉といる時の方があの話し方や顔つきが顕著に出るのでそれは劇中でもあった世界にあの二人しかいないから、あのいちゃいちゃであったりタジタジだったりしたったらずなのだと、、、まぁこんなん書かなくても観た人ならわかるよね。笑
前置き長くなりましたが、当方が一番評価したいのは脚本で、一言目にあった他3作品の中でもとりわけより現実味がある味付けにも関わらず、随所に小出しにされる設定や伏線の回収の様が、映画好きでめちゃめちゃ観まくった人が映画好きのために現代のニーズに合わせて作った感を凄く感じた。
あとは一番伊藤沙莉の役が凄く良く描かれていた。一番それを物語っているのが誕生日に花を届けに訪れたが後輩から同じくお祝いの品を受け取っている時に出会し、距離が近くなんやねんこいつみたくなってる後に、急な雨に降られながらいつもの公園ではぐれた奥さんを待っているおじさんの代わりに探しに行く。必要とされたい、いや誰かの為になりたい。いやもっというと偽善なのかもしれないし自己満なのかもしれない。
あのシーンが個人的に一番好きだし、それ以外のシーン含め凄く良く彼女の女性らしさが描かれていた。
他には設定や見どころ、伏線回収でいうと、彼の名前がてるおで照明係だったり、離婚記念の乗客が彼が住む前に住んでいた住人だったり、冒頭とラストシーンのトイレ借りに訪れた人が何度か会っていたバンドのボーカルで、その人自身の成長も少し辿れる(人気のない裏路地で路上ライブ→小さいホールを埋める程に→タクシーを乗り回すほど売れ→コロナ禍でチケットの払い戻しどうこう〜となるまで忙しくなる様)点、タクシーでの伊藤沙莉の別れ話で放った言葉、彼が降りたあと放った言葉、降りて一人座ってケーキを食べる時の斜め上からの撮り方、最後にぜんぶ持ってったニューヨークと結ばれたんかい、運命ゆうてたしなのシーンや明け方の綺麗な景色に想いを馳せてる長回しからの主題歌など、、、きっと2回観ても面白い作品だと思う。
あ、あとなんだかドライブマイカー要素もあったよね車の中でのセリフの会話劇から同じく舞台を取り扱う点など、。
良い作品ですが点数が伸び悩んだのは、きっとジャンルの問題でわたくし自身がもっと歳を重ねて振り返る恋が増えれば想いも強くなると思うし、同ジャンルの花束に比べたらよっっっぽど良かったあれは吐き気した。
是非
一部の脇役が雰囲気を壊している
本当にちょっと思い出しただけの映画でした(笑)
でも、多くの人が経験したであろう場面や言動が散りばめられていて、少し小っ恥ずかしくなってしまうような2人のイチャイチャはとても共感出来ると思う。
ある1日に焦点を当てて遡っていく見せ方も良かったし、今が何か変わるわけではないけど、少しだけ変わったような気持ちで終わる所も好きです。
やっぱり朝焼けは感傷的な気分によく合いますね。
ただ、だからこそ、脇役のキャスティングにはしっかり拘って欲しかったなぁと…
オマージュなのは分かるんだけど、髭面がとことん似合わない声の方とか。やり取りは芸人さんらしくとても面白いけど、元のキャラを知ってるから全てがギャグにしか見えない方とか。
良い雰囲気にのめり込もうとすると、そういった方々に引き戻されてしまう。
泣けそうな話なのに泣けない原因はそこにあるし、とても勿体ないと思いました。
誰にもあったかも知れない思い出
観ているうちに、ひょっとして自分は記憶を失っているけれど、この人とつきあっていたのかも知れないとさえ思えてくる、この国の今の、ありふれた人間の生のすばらしさ。映画と現実の境目が曖昧になって、感傷に捕らえられて帰って来られなくなりそうな危険な一本。
もうやめませんか
こういう毒にも薬にもならないゴミ恋愛映画もうやめませんか?ポルノ的な快楽原則やノスタルジーのみを求めた雰囲気映画ではなく、今のご時世はもっと社会にコミットした作品が必要なのでは。
クソープハイプ信者が相当数いるのも正直気持ち悪いです。
なんだかとても日本が映画的に停滞してると思う。
全329件中、161~180件目を表示