ちょっと思い出しただけのレビュー・感想・評価
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この映画の主題は、ゲスの極み乙女。の「もう切ないとは言わせない」にある!
クリープハイプの曲からインスパイアされたとのことでしたが、僕はゲスの極み乙女。の「もう切ないとは言わせない」の歌詞がぴったりだとおもいました。
もっと あともうちょっと
君を好きになったら
もう切ないとは言わせない
溢れるたび言葉濁さない
きっと僕らきっと
わかってると思うから
もう切ないとは言わせない
そのうち一緒になろうよ
どうでしょう??見た方なら伝わるのではないでしょうか。あの倦怠期のタクシー長回しのシーン、あのとき素直になれていれば、あのとき足を痛めているとはいえ追いかけていれば…男の方はそれでもやや楽観的な感じ。ぴったりな楽曲だと思いました。
ノスタルジーや儚さをより明確にするために、モノローグを排して映像と演技にメッセージを詰め込もうとする潔さが良かった。もう本当に良かった。
出てくるキャラクターが出オチじゃないのが良い。どんでん返しっていうわけじゃないけど、こんな偶然や運命ってあるよねと思わされるストーリー展開。
ほぼネタバレだけど同構造の「ボクたちはみんな大人になれなかった」より上手だと思った。
また数年後見ると味わい深さが変わるんだろうなと思いました。力作です。
お爺さんからのお勧め
『ちょっと思い出しただけ』
この映画は、すべての恋したことがある男女に観てほしい。
人が人を思うことは、どんなに切ないか。
人に自分の思いを伝えるのは、どんなに難しいか。
自分の気持ちさえ、つかみ取るのが、どんなに大変か。
でも、人は独りでは生きていけない。いろんな人との交わりの中で、自らの人生が紡がれていく。
騙されたと思って、観てください。古稀近いお爺さんの言うことを聞いてください。
#13 曜日で時間の流れを把握
1日を描いた作品っていうからほんとに24時間を描くのかと思ったら、テルオの誕生日を遡って延々と描く作品。
やたら葉ちゃんが薄情な女に描かれてるけど、男目線では女性はああなのか?
2人の蜜月シーンのみみると『花束みたいな恋をした』に似てるけど、あっちは女性向けでこっちは男性向け恋愛映画な気がする。
池松壮亮クンと伊藤沙莉ちゃんのセリフの言い方が絶妙で、もうこの2人に結婚して欲しい❣️
ちょっと思い出しちゃいました。
人生の区切りを迎えた頃やちょっとした弾みで思い出すあの頃。「こんな事、、、あったなぁ」って。そんなふとした時、脳内に瞬間的に展開される記憶を見せてくれる本作。思い出話なのにセンチメンタルに、ノスタルジックに、ドラマティックに観せてくれます。良いですよー。ただ、単なる思い出話ストーリーじゃないってところがミソだと思いますーー。そこが良いですねぇ。
誰にでもありそうな恋愛の思い出話なんだけど、今思うあの頃、あの頃は思いもよらなかったであろう今。人間誰しも先はわからないけど、過去があって今があるってことは間違いないのです。人生を歩いていれば誰かと出会い、すれ違い、想いが重なり、思いがすれ違い、価値観の相違・・・そんなことの連続です。そんな人生の一部を工夫ある演出で豊かなドラマとして仕立てられたんじゃぁないか?って思いました。よくある話なのになぁ、不思議だなぁ。おもしろんだよなぁ。
ラストはなかなかの締め方をしてくれます。おー、そうくるか!って感じ。でもそれがこの作品のテーマそのものだったのではないかなぁ?って。三十路あたりで考えるよなぁ人生。シンプルだけど、普遍のテーマだったのではないでしょうか。
彼らには夕陽はどう見えていたのだろうか?同じ夕陽が。
輝いていた昼間の太陽を思い出してるのか?
今日とは違う輝きの朝日を待ち侘びるのか?
考えすぎでしょうが、意味アリアリ(と勝手に思ってます)のあのシーン、好きだなぁ。
芸達者の役者さんがたくさん出てくるのも楽しみの一つです。よくこんなに集められたなぁって。それぞれが良いアクセントになっているんですよね。演者さんの力もあって作品に厚みが生まれている気がしました。主演二名は言わずもがなです。個人的には退院後家まで送るタクシー内の演技がよかったなぁ。あの空気感、いいわぁ。
願わくば、葉ちゃんのバックボーンをもっと見せて欲しかったなぁ。彼女の動機に結びつくものを知りたかった。あとは、「会ったことありましたっけ?」に関係する一連のエピソード、要らなかったような(笑)まぁいろんな事情があるのでしょうが・・・・それよりも描いて欲しかったことがあったなぁって思います。それと、個人的には某お笑い芸人さん自身がいつも言っていたことをセリフにしちゃうの、嫌だったなぁ。映画の中はリアルな世界と分断して欲しかった。冷めちゃうから。
けどけど、良い作品でした。恋してた人、してる人。あの頃はよかったなぁ、、なんて思い出が1つでもある人・・・たくさんの方に見てほしいなぁ。
予告編見た時は、二人の絡み、特に伊藤さんいいなと思ったんだけど、本...
予告編見た時は、二人の絡み、特に伊藤さんいいなと思ったんだけど、本編では、この空気感にわざとこだわってる感じが作為的で、芸術としては退屈感。
確かに空気感はいいし、時間を遡る演出もいい。脚本は悪くないし、二人のセリフのやり取りや間も、すごく演技のうまい二人なのでいいんだけど、何がいけないって、おそらくセリフを二人に任せてる割に二人共大して愛し合えていないからじゃないか。
特にこの映画、池松くんがいつもよりすごくかっこよくて、伊藤さんをフォローできてない感がある。タクシー運転手としてナチュラルに生きてる伊藤さんのイキイキしてる感は素敵なのに、彼女は恋愛映画は向いてないんちゃうと思わせてしまう。伊藤さんの笑い方が良くない。
ラストの二人のダンスシーンは楽しかった。
池松くん、ダンスうまかった。
心のすみっこをぎゅっとされるような
この手の恋愛映画はハマる人とそうでない人と大きく評価が分かれるかもです。
壁掛けのカレンダー時計のピックアップ映像のきっかけに
過去や現在の元恋人であった2人の何気なくも思い出の日々を
美しく切り取り映像で描かれていく作品。
伊藤沙莉さんと池松壮亮さんの何気なくも独特の間合いがとても自然で素晴らしく、
他のキャストの皆さんも個性強めなのに、とても優しく馴染んでいるのが見事でした。
喧嘩やすれ違い、楽しかったデートみたいな事や、
いつしか日常となっていた2人のルーティーン。
タイトル通り、「ちょっと思い出しただけ」の繋がり。
共に生き、愛し合った事は甘酸っぱく不変でありながらも
現在に繋がったそれぞれ別の道があり、それぞれの今の自分がある。
あの人と交わらなければ今の自分はないかもしれない。
あの人と関わらなければ今の幸せはないかもしれない。
違う人生を歩んだとしても、巡り合った事を幸せだったと思える。
ちょっと忘れかけてた心の隅っこを
こちょこちょされて、ぎゅっとされるような映画。
「ぁあー、あの人元気かなー」なんて
なんだかちょっとニヤッと笑いながら
自分の人生に関わった大切だった人に思いを馳せて帰る。
そんな素敵な作品でした
評判良すぎ。
見る予定は無かったけど、評判が良いので見てみました。
時間軸が過去に逆行しているって気付くまで変な違和感が有りました。
とある男女の日常をただただ描いた映画ですね。
悪くは無いんだけど、私にはそこまで良いとは感じませんでした。
映画を見たオマケで、映画後にQRコードが表示されます。それを読み取ると特典映像?が見れるそうです。
でも、スマホを取り出してる内に消えちゃうから、用意してないと無理なんですよ。何だかなぁ〜。
あの日々をちょっと思い出した。そういう映画があってもいいよね。
ちょっと気になるなあと思って見ただけど、だいぶ満足度高いです。見てよかった。
コロナ禍であること、オリンピックを開催したことなど
現代のリアルな話題も出てくるから
私たちの日々ともリンクするから
なお、画面の2人の日々を深くしんみりされられる。
相容れなかったあの日と、猛烈に楽しかったあの日
ふと思い出すこと、あるあるです。
2人の出会いから別れまでを描く映画はよくあるけど
なぜ別れたのかではなくある日を通してちょっと思い出した。それだけ。そんな映画もいいね。
ニューヨーク屋敷さんと沙莉ちゃんのやりとりのところ
面白かったです笑
ところどころみなさんの演技が素に近い感がして、
にやけれるシーンがあって楽しかった。
時系列をわかった上でもう一回見たい!
最高のタイミングで観れた映画でした。
細かい演出が沢山あります。
クスッと笑ってしまうところもあるし、泣かせどころとかがないけど、なんか泣いてしまう。
そういう映画だと思います。
演技っぽくなくて、人というものが好きな人達が作った映画だなとじんわりと沁みて苦しくなります。
映画の中で1番好きです。
クリープハイプの曲を聴いている気分になる映画です。
私はクリープハイプが大好きですし、信者と言われるのかもしれないけど、いくらクリープが好きでも良くないと思った作品に星5は付けません。
レビューなんてそんなもんです。
良くないと思う人がいるのも当然ですが、凄くいいと思う人も当然います。
一度観てみてから自分の感性で決めて欲しいです。
レビューが一度しか投稿出来ないので、19日に2度目を観に行って、20日にレビューを書き加えるために編集してます。
好きな人と観るのがオススメ
本当は公開初日に観たかった映画✨
池松君、沙莉ちゃんのダブルキャストが
もう楽しみで
楽しみで
仕方なかったです笑
演技だとわかっていても
本当に自然で
本当に実在して居る
そんな二人で素敵でした
映画館でマスクの下はニヤニヤしてました
ニューヨークの屋敷さんがめっちゃ良かった笑
いる!
居るそんな人!
永瀬正敏さんが本当にせつない男性役
そして妻役神野三鈴さんの贅沢使い
本当に少しだけの出演
夫婦や、恋人や、好きな人と観るのが良いですね😊✨
追記
今回、松居大悟監督作品常連の滝藤賢一さん出てなかったような、、、
そして、ナイトオンザプラネット本編が流れたのは凄いと思った!許可とるの大変そう
以下ちょっとネタバレ
テルオが住む前はタクシーのお客さん
離婚した人が住んでたのか
奥さん誰だったのか
そして、酔っぱらい3人に葉が怒るシーンめっちゃウケた笑
冗談でーす
がツボ👍
終わってしまった幸せな時間ほど、振り返ると切ないね
亡くなった人とかペットとの思い出を振り返る時、それがすごく楽しかったり、幸せに満ちたものであるほど、もう二度と手に入らない時間だと知ってるから強烈に切なくなるって感じ、ありますよね。
この映画は「恋愛が終わり、なんでもない日常にもどったところ」から時間をさかのぼり、二人の別れ、そして徐々に幸せだった恋愛の日々を描いていきます。つまり映画の進行ではハッピーエンドに向かうんです。
でも、同時に観客である私たちは、これが二度と戻らない幸福な時間だということを知っています。だから二人が愛し合い、幸せになっていくほど哀愁を感じてしまうんでしょうかね。
池松壮亮と伊藤沙莉の演技が上手すぎて、幸せと切なさを同じだけたくさん感じられる、なんとも素敵な映画です。
極めて個人的な、ちょっと思い出しただけ
はい。よく私の馬鹿レビューを覗きに来て頂きました。
また!この始まりかよ!
でもね、まあいいかー。スタンプみたいなもん。あっこの馬鹿、また下らないマクラいれるな、脱線するな・・・
そう思って頂ければ本望でございます。
どMか‼️
まず最初に謝って置きます。この映画はジム・ジャームッシュ監督の映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」に触発されて書き上げた、クリープハイツの尾崎世界観の「ナイトオンザプラネット」が元ネタらしいんですが、観てないんですよ。
ジム・ジャームッシュは前作の「デッド・ドント・ダイ」は観ているんですが、レビューを書けず。
尾崎世界観は、へー変な名前・・・くらいの知識。無知蒙昧ですよ。勉強不足ですね。
さてと・・・ここから個人的な話しになります。
①ダンス
もうね徹底的に苦手なんです。私が幼稚園の時、体育館でみんなでスキップでぐるぐる周ります。ところがスキップが出来ない。出来てるようにごまかしてました。
周りの園児は出来ている!
悔しいじゃないですか!家で練習しますが出来ない!
ところがある日の事です。長靴を買って貰ってはしゃいでいます。少し大きかったんです。
おもわずつんのめった!その瞬間です。スキップに開眼したんですよ‼️
開眼って言うほどのもんじゃねえだろ‼️
ちょっと思い出しただけ。
②タクシー
私のレビュー、フォードVSフェラーリでタクシーのネタを書いてます。それよりは面白くないんですが・・・
春のある日、悪天候で地下鉄が止まりました。仕方がないのでタクシーに乗る訳ですが・・・みんな同じですので大行列です。帰ってくるのも遅い、遅い。
一つ前の女性が携帯電話で一生懸命に話しています。かなりの大声です。
その方は旅行会社の添乗員さんです。水戸偕楽園に梅を見に行くんですよ。もう絶対に遅れちゃだめなやつ。お客さんは待ってる。添乗員が遅刻はダメ!絶対!
運転手に指示を出しています。あせるあせる!大丈夫かよ‼️
翌日も私はタクシーを利用しました。運転手さんは添乗員さんの運転手だった!
運転手さんは言います。
昨日、旅行会社の添乗員さんを乗せてましてね・・・
知ってる‼️
ちょっと思い出しただけ
③アメリカンショートヘア
私は猫が大好きなんで猫カフェにも結構行くんですよ。猫カフェの猫は人馴れはしていますがつれないんです。
ただね、お猫さまがわらわらと寄って来る瞬間があるんですよ。それは・・・
おやつタイム‼️
お姉さん曰く、ハーレムですね!
違う気もするがまあ、いいか。
しかし一人だけ異常に食いしん坊なやつがいる。お姉さんがおやつ作成部屋に入っただけで鳴いています。
早く、オヤツ!オヤツ!
お前はカツオか‼️
アメリカンショートヘアの四ヶ月の女の子。とにかく全部取ろうとする。ずうずうしい。
エキゾチック(ヨーダに似ている)は泣きそう。それでも容赦はしない。全部アタイが食べるにゃ!
名前はルンバ!
確かにな!それでも可愛いんだよ。
お前、まじの猫バカ‼️
ちょっと思い出しただけ
はい。マクラが終わりました。すいませんね。長くてくだらなくて。水族館編もあったんですがカットします。これから映画の感想です。いわば余談ですね。
この映画は基本的に男女の恋の始めと終わりを描いたドラマです。
時は2021年7月26日、この日誕生日を迎えた佐伯照生(池松壮亮)いつものようにサボテンに水をあげ体操をします。職業は舞台の照明係。
もう一人の主人公 野原葉(伊藤沙莉)はタクシードライバーです。色々と面倒な客もいます。
完全に今です。コロナ禍です。マスク、消毒、ソーシャルディスタンス。
あーー役者は顔が命。やだなーまいったなー
ところがなんとドラマは時代を遡っていきます。あーーノーマスクの時代もあったんだね。全部7月26日。
どうやらこの二人は一時期恋仲だったようです。そしてドラマは逆行して別れ、倦怠期、ラブラブ期、告白、出会い と進む、あるいは戻るわけです。
観客の私たちには先が見えているんで、切ないんですよ。これがまた。例は出さないんですが、これって鉄板じゃないですか。特に水族館のシーンがいいなあ。いわば異空間ですからね。
くらげ、いいなあ。攻撃性がゼロ。癒されるなあ。
伊藤沙莉ちゃんは脇役が多いんですが、それでもしっかり爪痕を残す女優です。最大限に贔屓してます。
実兄の漫才師 オズワルドの伊藤曰く・・・
妹は女優じゃない!天才女優です‼️
激しく同意します。天才です。ラストカットの絶妙な表情。たまーーにブチギレる所。笑えるし泣ける。
多分ですが今後この映画を、ちょっと思い出しただけでいい気持ちになるんだろうな・・・
そう思いました。
こんな長文、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
なんて愛しい、「なんでもない日々」たち。
いやもう、とてもよかった。7月26日。同じ日の2人を1年づつ遡って6年間描く。どきどきしたこと、はらはらしたこと、しあわせだったこと、腹立ったこと、悩んだこと…何でもない、他愛ない、でも一生懸命だった。過ぎ去ってもう二度と帰らない日々は、ほんとすべて愛しいんだな。と同時に、あんなにあのとき悩んだことも、頑張ったことも、今はもう「記憶」になってしまうのだ。
松井大吾監督の「くれなずめ」も大好きなんだけど、過去と現在を不思議に、でもリアルに描くのがほんとに上手いな。音楽も絶妙にマッチしてエモさの極地。どんくさい、不器用な切なさがとても良い。伊藤沙莉と池松壮亮がもううますぎて。ラスト数分で一気に泣けてきてEDはずっと泣いてた😂
誰にでもありそうな話を鮮やかに甘酸っぱく
心地よいが、背中が痒くもあった。
若いころに大恋愛をした相手とはうまくいかず、些細な心のすれ違いで別れ
そして、今の暮らしの中で、ふと過ぎ去った日々を思い出すことがある。
付き合い始めたときのこと、一緒で幸せだったこと、別れたときのこと…甘酸っぱく、痛みも伴って切なくなる。
なんて、よくある話なのだが、裏を返すと普遍性があって、共感を得やすいってことでもあり、だからこそフィルムに落とし込むのは難しい。
日常の何気ない会話を軸に展開するので、眠くなりそうな一歩手前。
それを、最後まで「誰にでもあるある」と思わせる作りには唸りました。
時系列どおりではなく、どんどん過去に遡って思い出していくスタイルに、少々戸惑う人もいるのでは?と思いつつ、これが「痛い思い出」が「いい思い出」に変わっていくことの追体験のような気もしました。
自分には難しかった
なんで時計の日付が常にずっと同じなんだろう?と疑問に思いながら観てたので時間軸が全然分からず内容も良く分かりませんでした。で、ネタバレを見て、ああ、そうことだったね、と初めて気づきました。そういう分かりにくい映画は正直あまり自分の好みではありませんでした。
染み入るようなラブストーリー
二人の出会いから別れ、そしてちょっと思い出しただけの関係までのエピソードを連ねていく。これが全部良いのです。染み入るような、哀しいような、仲が良い表現があるほど遡って浸透してくる。
時間軸の操作が功を奏して、細かいことも見逃さないようにと自然に集中できる。そのディテールがよく考えられていて効果的。そしてそれはラストのタイトルまでつづいてまた素敵なのだ。
当て書きのような池松壮亮と伊藤沙莉のはまり役のキャラクター。成田凌と國村隼もそのとおりの演技。
尾崎世界観も松居大悟監督らしさもバッチリはまって、とても良い、染み入るようなラブストーリーになってます。
前回いろいろと見逃したり、時間の動きがよくわからなかったので......
前回いろいろと見逃したり、時間の動きがよくわからなかったので... 。3/3 に2度目の鑑賞。
ようやく時間の流れもよくわかり、2人の自然な演技、言葉のやりとりの面白さにめちゃ感動。伊藤沙莉がなんとも可愛い。それにしてもお似合いの2人なんだけどな、と改めて思ったり。そして脇を固めるベテラン勢の素晴らしさ。最高に楽しめました。
2人のやり取りが愛おしい
主人公の誕生日である7月26日の1日を1年ずつ巻き戻して観ていく映画。2人の結末をはじめに知っているから、年を巻き戻して思い出を観ていくのが切ない。
登場人物みんな魅力的で、等身大な2人のやりとりがとても愛おしかった。
「花束みたいな恋をした」に近しい雰囲気はあるけど、より等身大、身近な空気感。あんま他の作品を比べたりするの好きではないけど、あの2人のこともふと思い出しました。
ナイト・オン・ザ・プラネット、観ようと思う!
尾崎世界観、物語をつなぐポジション(?)になってたので、なんかもうクリープハイプの壮大なミュージックビデオかなって思ったりもした笑 私はクリープ好きなのでその点も楽しかった!
主人公の2人のこと、明後日にはぼんやりとした記憶になってしまうのかもしれないけど、
いつの日かふとした時に…たとえば曲を聴いたりなにかのフレーズを聞いたり2人の思い出の場所に行ったりしたときに、あの愛おしい2人のことを「ちょっと思い出してしまいそうな」、
そんな映画でした!
全329件中、201~220件目を表示