シャウト・アウトのレビュー・感想・評価
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クセになる…無双すぎて、笑ってしまう
絡まれれば決まって弟の名前を叫ぶ兄、ヴィクラム。
どこからともなく、兄を助けにロニーがやってくる。
「自分の怪我はガマンできるが、兄の怪我は許せない」という過剰すぎる兄弟愛。
大人になってもその関係は変わらず、シリアで誘拐された兄を救うべく、弟がいじめっ子から始まって、ギャングやら、テロリストやら、ヘリやら、戦車に挑んで大暴れ。
…そして、絶対負けない
様式美というか、あり得ないアクションの連続に笑いが止まらない。
そして、ロニー役のタイガー・シュロフの実の父、ジャッキー・シュロフが、父親役。
なんという盛り過ぎというか、濃厚というか、盛り沢山というか…
おバカなギャグと、ランボー以上の無双アクションに振り切ってるのは、見ていて気持ちが良かった!
こういう問答無用な娯楽大作に出会えるから、インド映画、侮りがたし☆
昔、Gガンダムの「ガンダァーム!!」に憧れた・・・
初インド映画。
インド映画はぶっ飛んだ展開やら、ダンスやらとにかくすごく癖が強い印象で見るのを控えてた。何してんだ、俺。早く見とけよ〜。
確かに荒唐無稽だけどサクサク話は進むし、うまく言葉にできないけど画面から伝わるパワフルさに魅了され時間を忘れてしまう。ただハチャメチャやるだけなのかと思いきや、最後らへんは意外とメッセージ性があったりしてちょっとびっくり。
アクションもいいね!主役のタイガーシュロフの殺陣がめちゃくちゃ綺麗。特に長い脚を活かした美しく丁寧な蹴り技の数々はジャンクロードヴァンダムを思い出した。
最後に。
この映画ではヴィクラムが「ロニィーーーー!!!」と叫ぶとロニーがどこからともなく颯爽と駆けつけるわけだけど、これが最高だね。
Gガンダムの「ガンダァーム!」
ガンダムUCの「ユニコォォォォン!」
ヘルシングの「アンデルセェェェェン!」
叫びに呼応して強い何かが駆けつける展開はいくつになっても心が騒ぐ。いやぁ良いもん見た。別のインド映画も見てみようかなぁ。
親指は映倫抵触案件
弟が大好きで頼りっきりの警察官の兄ちゃんと、兄ちゃんが大好きで困ったらいつでも駆けつけるキレキレマッチョな弟の話。
警察官の父を持つ兄弟だったが、幼い頃オヤジは殉職。今際の際も弟に兄ちゃんを頼むと言い放つ長男に甘々なオヤジ…って何だそれw
勿論マサラダンスも有りのコテコテなお笑い映画だけど、アクションに恋愛にと話を拡げ捲りの詰め込み捲りで、対マフィアどころか対テロ組織って、最早ランボーもびっくり!?
えーと、その人たぶんただのニートですよねw
ダメ兄貴にもちゃんと見せ場は用意されていたし、しっかり振り切っていて面白かった。
それやっちゃボリウッドじゃ無いとツッコまれるだろうけど、余計なダンスとか演出とか省いて100分ぐらいにしてみせてくれたらもっと高評価。
答えは ''業''
父親の看とり際、頼りない兄を守ると約束した、超人で極度のブラコンな男を描いたコメディアクション作品。
困ったことがあれば弟ロニーを呼ぶ弱虫のヴィクラム。ロニーの策略で警察の出世街道まっしぐらの彼が、シリアでテロに捕まってしまい・・・。
終始アクションが見れるものの、前半はコメディ、中盤はサスペンス感が強く、後半は最早超人バトル(笑)
インド映画らしく長いものの、移り変わるテイストで飽きがこないのはグッド!
映倫と電話即切りには笑ってしまったw
兄貴のプライドは無いのかよ!!なんて思った序盤だが・・・
その他、地雷の場面だったり、意外にもグッとくるシーンもちらほら。通訳さん・・・
常軌を逸しすぎではあるが、ツッコむような作品じゃないしね。とは言え、最後なんかは凄く良い場面なのに直前までヘリや戦車相手に無双してたこと考えると感動より先に流石にツッコミが沸いてしまった(笑)
それでも、叫び闘う姿にはグッときました。そしてナイスキャラの情報屋とお巡りさんいつのまに消えた??もっと活躍が見たかった。
ちょっとやり過ぎ感は否めないものの、普通に公開されてるインド映画達と比べても、全然遜色のない面白さで見応えがあった。
・・・ふと思ったのだが、インドの役者さんって、見た目・演技が抜群でも、躍りだけが絶望的に下手だったりした場合どうなるんだろう。。
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