「復讐と贖罪は時として、驚くほど似ている」コードネーム B.A.D.G.E.R. shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
復讐と贖罪は時として、驚くほど似ている
クリックして本文を読む
映画「コードネーム B.A.D.G.E.R.」
(カーク・クーエット監督)から。
原題の「American Badger」と邦題との違いは、
ちょっと捻っただけで、なんとなく工夫が欲しかった。(笑)
さらに冒頭、原題の説明が表示される。
「アメリカアナグマは、地下に生息する夜行性肉食哺乳類。
脅えると極度の攻撃性を示す。ヨーロッパアナログと異なり、
社交性に乏しく単独行動を好む」と。
あぁ、これが主人公の性格なんだな、と理解した。
そして、殺し屋である自分をこう言い足す。
「いい殺し屋は、人質をとらず、嘘をつかず、痕跡を残さない。
『痕跡を残さない』ってやつが、
俺は苦手で派手な痕跡を残してばかりだ」。
だから、最初で物語の展開がわかってしまった感じだった。
2度繰り返されるセリフは、監督の伝えたいことかな、と思うが、
多い割に、何を言いたいのかわからずじまい。(汗)
「俺の得意技は、他人に決めてもらうこと。
俺が思うに、自分で決めなければ間違いを犯さない。
間違いを犯さなければ、勝てる」など、単独では面白いのに。
私のメモから、最後に選んだのは、
「贖罪はまやかしだ。赦しを求めても、過去は消えない。
でも復讐はリアル。復讐と贖罪は時として、驚くほど似ている」
ストーリーに関係ないけど、いいフレーズなんだけどなぁ。
コメントする