シン・宇宙戦争
2021年製作/88分/アメリカ
原題または英題:Alien Conquest
スタッフ・キャスト
- 監督
- マリオ・N・ボナシン
- 製作
- デビッド・マイケル・ラット
- 製作総指揮
- デビッド・リマゥイー
- 脚本
- ジョー・ロッシュ
- 撮影
- マーカス・フリードランダー
- 音楽
- ミケル・シェーン・プラザー
-
トム・サイズモア
-
エミリー・キリアン
-
アンソニー・ジェンセン
-
マイケル・デボーゾン
-
エマ・ナスフェル
2021年製作/88分/アメリカ
原題または英題:Alien Conquest
トム・サイズモア
エミリー・キリアン
アンソニー・ジェンセン
マイケル・デボーゾン
エマ・ナスフェル
C級映画と覚悟して見たが、それでも耐え切れないほどの超駄作だった。
かと言ってネタになる感じでもないから本当に救いがない。
とにかく出演者が少なく、スケールが小さい。
やたら俳優のアップが多いうえ、説明台詞が多く演技は大袈裟。
それでいてストーリーのテンポも悪く、トライポッドの活躍シーンも僅か。
コロナ禍で撮られたためか、低予算感をさらに超える映像的チープさが目立つ。
そして本当に悲しいのは、プライベートライアンで主演を務めた名俳優トム・サイズモア主演という点だろう。
見るも無惨な容姿、そして生気のない芝居からは、彼がかつての名優であった事に気づくことさえできないほどのギャップを感じた。
というより、最期まで見ても気づかなかった。
レビュー用に調べて初めて気づいたというのが本音だ。
故人とはいえ、これほど落ちぶれてしまった姿を今見てしまうというのはどういう因果か。。
なんとも切ない気持ちになってしまうのである。
スピルバーグ作品に出ていた彼が、あろう事かスピルバーグのパロディに出ていたとは。なんともやるせない。