ヴェロキラプトルのレビュー・感想・評価
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大風呂敷は広げていません
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タイトルバックで科学者が恐竜のDNAを盗んで遺伝子組み換えのニュース、彼は未だどこかに潜伏中と言う説明、そうかジュラシックパークから盗んだのかな・・。
カリフォルニアのモハベ砂漠あたりをLAに向けて走る車、乗っているのは舞台芸人のジュリアとカイルのカップル、道端にゴーストタウン博物館の看板、車の中でまるでマツケンサンバのようなご陽気なミュージック、他愛無いお馬鹿な会話が続くと思ったらいきなり何かが車の前を横切り、急停車したはずみで車がパンク。早々にラプトル登場かと胸躍ったがどうやらコヨーテらしい、とんだ思わせぶり。
スペアタイヤも無く電話も圏外で仕方なくゴーストタウン博物館まで助けを求めに行くことに・・。
一頭だけですがやっとラプトル登場、あとはご想像どおりの展開です。
まぎれもないB級映画ですが半ばお約束のお色気シーンは珍しくありません、何故ならカイルはゲイだそうです、おそらく監督のポリシーなのでしょう。
ラプトルは本来小型恐竜ですが映画の終わり頃にはT-REXなみの大きさ、そういえばマッドサイエンティストの爺さんは餌の肉に何やら錠剤を混ぜていましたね、成長剤だったかも・・。
CGは少しで、あとは会話で尺を稼ぐところは月並み、主人公はスタンドアップ・コメディアンの設定ですが日本語訳では笑えません、面白いことを言っているのかネイティブに聞いてみたい。
まあ、よくあるアライサム作品のように誇大宣伝の大風呂敷を広げてないので過度の期待も無くそこそこ愉しめました。
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