劇場版 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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何度観ても熱い涙!恋してる人に、告白する勇気を与えてくれる。
アニメ観ないですが、これは唯一観るアニメ。これは、他の恋愛アニメとは少し違うんですよねぇ。現実的でどこか切なさを感じさせてくれるんですよ。「好きだ!」みたいな台詞があったり、抱き合ったりするとかそういう、王道的な恋愛ではなく、現実的で、現実の恋と照らし合わせて観ることができるような、そんな特別な恋愛アニメです。恋愛アニメに興味ない人でも、これは愉しめるはず。
滅多に2回以上同じ映画を観ない人で、観ても2回目は寝ちゃうか、日を空けて観に行きますが、高木さんファンであるのと、1回目があまりにも感動で、どうしてももう一度高木さんと西片に会いに行きたい!展開を知った上でもう一度観に行きたい!という想いが強く、今回は珍しく、3日後にもう一度観に行きました。
普段なら2回目は寝てしまうのですが、今作は2回目でも全く眠気が湧かず、集中して観ることができ、2回目でもしっかり涙流しました。
むしろ上映終了の今週木曜(28日)の前にもう一度観に行きたいです。
恋をしている人に、勇気を与えてくれるはずです。前向きに、好きな人との時間を大切にしよう!と決心させてくれます。
この作品を観たらもう、告白せずにはいられません。恋してる人は、自分の好きな人と照らし合わせて、泣けるはずです。
また、失恋してしまった人や、恋人との関係に冷めてしまっている人は、その恋人,元恋人と出会った頃や、付き合いたての頃を思い出して、切なくなって、号泣間違いなし。
まさに「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」です。
また、恋人との関係に冷めてしまっている人は、今の恋人と出逢った頃を想い出して、好きな人と一緒にいられることの大切さ,自分の恋心を蘇られることができて、今の恋人を大切にしようと思わせてくれるはずです。
もし付き合っている人、好きな人がいる人、或いは倦怠期に入っているカップルの方に、是非とも観てもらいたいです。倦怠期特効薬にもなり得る
ニヤニヤしてしまった
やっぱり良いですね。
短い時間で、物足りなくなるんじゃ無いかと心配し、映画が始まるまでの前フリが長く感じて、やっと本編が始まったと思ったら
ニヤニヤしてしまいました。
なんなんでしょうねこの感じ
中学生や高校生など若い時の1年間は本当に今でも覚えているし、その瞬間は二度と来ないって久しぶりに感じた感覚でした。
大人になってからその感覚を思い出させてくれた事に感謝とニヤニヤを送りたい映画でした。
目に見える映像以外も見るべき
3回見に行きました。
1・2回目は内容に無理やり感があるように感じ、ファン向けなのかな?って思いましたが、3回目に見に行った時虫送りからバス停へとシーンが変わる所で(虫送りの最後辺り)ホタルらしき光が2つ光っているのを発見。
もしそれがホタルの光で、高木さん達二人が見つけていたとしたら。
もしそうならバス停での寂しそうなシーンは一気に違うものへとなります。
高木さんが西片の手を握ろうとして、西片も高木さんの手を握ろうとする行為も、ホタルを見れなくて寂しい気持ちからではなく、見れた事による自分の気持ちを相手に伝えて願いが叶って欲しいという行動にも見えます(ただ、お互いに相手はホタルを見ることが出来た=願いが叶うという事を知らないと思っている為、なかなか勇気が出ない)。
そして終盤の西片の「高木さんは幸せになる!僕が幸せにする!」というセリフも、二人でホタルを見ることが出来たから願いは叶う、という事に繋がっているんだと思います。
だから夏祭りでラストに高木さんも「私も西片を幸せにする」というセリフが出てきたのだと思います。
もしかしたら考えすぎかも知れませんが、アニメでも時々小説で言う行間を読む行為をしなければならないシーンもあったりしますし、そもそも題名が「からかい上手の高木さん」な訳ですから、「からかい上手の山本さん」からウチら観客がからかわれている可能性もありますからね。
期待が大きかったが
中学最後の夏、主人公二人の進展やサブキャラクターの進路問題などいくつかの「山場」は用意されていたが、ちょっと自分の期待が大きすぎたか?という感想。
フィナーレが終わり、スタッフロールを観て、「ん?あれ?」っと思ったら、スタッフロール後にその
「ん?あれ?」が解決・・・。
あま〜い!!
友人の依頼にて、入場者特典目当てで鑑賞。アニメは観てません。原作を2話ほど読んだ程度。
映像はとっても綺麗。小豆島モチーフの自然が、よく描かれてます。まるで夏休みに入ったかのように観れました。
次にストーリー。中学男児西片へ、隣の席の高木さんが可愛く思わせぶりにからかっていく…といった内容だったはずですが…この映画では二人、側から見たらバカップルなんですよね。グリコでのあのセリフからもう思わずニヤついちゃいました。多少の波はあれど、大体そういう作品です(原作ファンの友人に怒られそうです、すみません)。
同級生の話も入っており、彼女彼らが中学最後の夏、精一杯楽しむという懐かしくも甘酸っぱい話でした。事前知識がなくても楽しめるけれども、ある意味アニメを観ておかないと100%楽しめる作品ではないのかな?とも感じました。
あ、ニヤニヤはラストシーンまで続きます。週替わりのEDとともに席を立たぬよう。
鑑賞後にパンフレット読んでほしい
漫画、テレビとも何か癒やされてすきなので、ビデオ出てからで良いかなと思ったのですが時間が合ったので映画館で観て正解でした。締めラストも良かったし、クレジット後のシーンも最初と最後のところでぐっときました。また、映画で良かったのはパンフレットを読めたことで、鑑賞後読んでねという注釈付きのインタビューがとても良く、理解が深まります。
先へ進む話
アニメの方は少しずつ先に進んでいく話で、劇場版はその進みが一気に未来に向かった話。
正直劇場でやらなくてもいいとは思うが、話的には大きな場所で、特別なものとしてやる価値はあったと思う。
その分絵も綺麗だったし。大切な物語になったかな。
なんか涙がでてきたな、見ててw
感動というより暖かい感じ。
見て良かった。
何年経っても思い出してしまう
ふたりの中学最後の夏は、鮮やかできらきら。
おとなでもこどもでもない貴重な時間がもうすぐ終わることを西片も高木さんも周りのみんなも知っていて。
真剣に「ち、よ、こ、れ、い、と」と進むのも今日が最後かもしれないね。
匂いや暑さまで伝わってくるのも美しかった。
観ている私達のかわりに思う存分最大限に中学最後の花火を西片も高木さんも他のみんなにも何年経っても思い出してしまう花火を楽しんでほしいと、気づけば映画のきらきらにやられて思ってしまった。
西片と高木さんらしい夏を観れて良かった。
普通の恋愛ものならマルですが
原作、テレビシリーズがすごく良いので劇場版期待しすぎたのかもしれません。
劇場版で脚本をオリジナルにするとやはり山本先生の「高木さん」の特徴から外れてしまいましたね。
「西片、もういいから告っちゃえよ」「どうやったらこのシャイな二人が結ばれるんだろう」と作者の寸止めに翻弄されて悶えるのがこの作品の肝なのに、アニメスタッフは理解してなかったというところでしょうか。
告白したり付き合ったりするにしても西片も高木さんもストレートなやりとりはしないはず。
脚本も山本先生が作ったら良かったのにと少し残念です。絵のきれいなところや演技、虫送りなどの演出はTV同様良かったです。
アオハル
まぁ、年食った身からすると、色々有った昔を思い出す話。
マンガも一通り見てるので、ちいちゃんが出て来た所で綺麗に終わってて良かった。
個人的には「元」の方もアニメ化しても良いかなと思うけど、ダラダラ続くよりは良いかな?
青春に戻りたい…最高の夏休み!!
原作未読者、アニメは1期から3期まで欠かせず見た大学1年生のわたくしが、青春アニメの中でも上位に君臨するこの「からかい上手の高木さん」映画化と聞いた時は、高木さんが西片から手紙を貰って足をバタバタさせていた時の様な嬉しさがやって来ました!!早く早くに感想を出したかったですが、中々具現化出来ずでやっとこさで出します。
単刀直入に申し上げると、マジで最高の映画でした!
2022年の上半期TOP10入り確定映画だなと確信しました。⚠ネタバレありですので、敢えて書きませんが、皆さんエンドロール後ちゃんと見ましたよね?笑⚠
物語は、小豆島で素晴らしい映像美と圧巻の景色で本当に映像だけで涙が出そうでした。「虫送り」の文化を知らない無知な自分でしたが、凄く良い文化だなと感じました。ですが、今回はみんなが期待していたからかい上手の高木さんでは無かったのかなとも思いました。それは、映画と言う縛られた時間と終わり向かうためのせかせかした内容によって2人のからかい部分が少なったのが、皆の期待から外れた部分だったかなと感じました。
でも自分は、それ以上に全ての出来事が愛おしいと思いましたね。次の分からは、自分が印象深かった場面を抜粋して感想言います!
・最初のいつも通りの高木さんからのからかい
相合傘かと思ったら煮干しムフフな2人
・プールの授業での西片と高木さんの息継ぎ勝負
ここでも積極的な高木さん。あれは水の中での告白とか(・д・。)カワヨホンマに
・そして先程の虫送り 浜口のナイスなボランティアと木村・高尾の気遣いも変わらずだったので更に好きに笑
・ネコのハナ
やはりここですよね〜皆さんの鬼門ポイントですよね、虫送りでも言っていた西方は、いいお父さんになると言っていたからそこの伏線回収で入れたかった話なのかなと思えばそうですが、あまりにショックな話でした。だって2人で育てると決めてペットショップに行って太田さんから色々教わってオウムのカツオにも(お似合いカップル)なんて言われてて微笑ましいシーンだったり雨の中でも2人はしっかりお世話して2人で張り紙を作って里親探して、遂に高木さんの家で飼えるって決まった瞬間にハナを見失っていたと思ったら新しい家族の元にってそれは、ないでしょ😭酷すぎる脚本それは、あまりに高木さんに酷いことしすぎではと思いました。残念でした。でもその後の西方の告白に胸を鳥肌を持っていかれました。そこに繋げるためならば仕方ないのかなと思いましたが、ね、
・そして終盤の夏祭り3回目の夏にして2人の1番の思い出
もう西片積極的すぎ、あんな無意識に出来る子までに成長してお兄さん楽しかったぞ笑そして木村と高尾のナイスな隠れ場所あの二人のストーリーもあって良きよ笑と思いました。
・エンドロール後の家族
時は経ち高木さんと西片。そしてちーの3人がいつぞやの虫送り ちゃんとホタルも見れて良かったし子猫も飼って幸せな家族になってて良かったわ〜思いました。
いや〜一つ一つの内容に感想出したらここまで長文の感想になってしまいました(*^-^*)ゞテヘヘでもそれだけ約70分程のものでこれだけ濃い内容だったので、お時間ある方寄ってらっしゃいって感じです。マジで見に行けて良かった。エンドロール4曲変わりの絵も変わるとなると行きたいですが、お金がNothingや笑
皆様もお時間とお金に余裕があれば、是非あの頃の青春に戻ったように中学生の青春を楽しみましょう!
それでは、下半期も映画楽しむぞ!!
からかっている側が必ずしも主導権をとっていると思ってはいけない。
高木さんと高木さんの事になるとドキマギしている西方君の、ほのぼのコミカル恋愛アニメ。
ED後に映像あり。
良い点
・猫がアニメアニメすぎない
・オウムのIQ 人間>オウム>>猫>>犬>カエルなど
・脇役の女子らとは絡まないが彼らの話も良い。手を振るシーンが悲し気だが。
・キャスティングは合格で
悪い点
・実写と混ぜている背景が僅かに浮いている箇所も
・猫にやや固執している。ED後の最後のシーンもややホラー気味
その他点
・序盤の思考具合が映画「私はいったい、何と闘っているのか」っぽい
からかわれ上手の西方君
ファンは楽しめますが、とってつけたような展開が気になります
前半は、いつもの「高木さん」です。高木さんは、実は未来から来た時間遡行者ですべてを知っているのではないだろうか?と思うほど、西片を自在に手のひらで転がします。時々、高木さんの本音がかいま見えるので、可愛らしく見えます。また、高木さんの前ではひたすら子どもっぽい西片が、実際には相応に成長していることが示されるシーンはとてもよかったです。
後半、子猫が登場してから、正直に言って物語のバランスが少し崩れます。
子猫は唐突に現れ、2人の距離を近づけるためだけに存在する小道具のように振る舞うのです。
子猫をめぐる決着も唐突です。高木さんの行動も、そこに関わるある人物の態度も、ちょっと納得しがたいものがありました。
そこから続くクライマックスも、「そうはならんやろ」と突っ込みたくなる強引な展開。監督は映画的カタルシスがほしかったのかな……。
とても可愛らしい、ほっこりできる良作ですが、ちょっと強引な展開は気になりました。
あと、エンディングではなるべく画面左の映像に注目しておくことをオススメします。
二人のターニングポイントと成り得るか
ドカーンとズバーンとかドガシャーンとか過激な事件は一切無い、とんでもないどんでん返しも不幸な悲劇も一切無い、派手さが無い分ストレスフリーな心地よい劇場版。原作は、ゴールしてしまっては終わってしまう連載漫画。既にゴール後の派生作品まで存在する二人の恋模様。付かず離れずのもどかしいイベントの繰り返しで、見所といえば、二人のターニングポイントを目の当たりに出来るかどうか。
こういう場合、大抵は見る人の判断に任せるタイプが多いのですが、これは明解だったと思います。時の流れを感じさせる卒業間近という設定付きで、誰もが期待しているであろう、ゴールインを予感される作品に仕上がったのでは無いでしょうか。ネタバレとして、スタッフロールで席を立たないようにご注意願います。とっても優しいオチのオマケ付き。
相変わらず、もどかしい二人の関係を見せつけられてしまうんですけどね。散々迷ったのでしょう。スマホでお誘いのメッセージを送った西片の、送信ボタンを押そうか押すまいか、その迷っている様が目に浮かぶ。そんな中学生の恋愛模様が、もどかしくも微笑ましい。
中学と云えば、島の中学校が舞台設定だったんですね。その情景が心地よい。しかも、二人はずっと一緒に島暮らし。いやあ、うらやましい限りですなぁ。
(追記)
後から考えてみれば、二人の関係のみならず、子供から大人へのターニングポイントでもあり、その流れがとても丁寧に描かれていたのだなと感じました。冒頭、まるで小学生の子供ように、じゃんけんをしながら遊び歩く二人が描かれ、差し迫った卒業式、クラスメイトは進路を悩みつつ思い出作りに熱中、まるで子育ての練習のように子猫の世話をする主役二人は、年下の子供達に子猫の親権?を譲ってやることで大人への成長を示し、西方は遂にプロポーズ――明確な「好きだ」という自分の欲ではなく、相手を思いやる「幸せにする」という言葉にしたのも、理想の大人への成長を示すべきという判断か。そしてエンディング、ゴールイン後の元高木さんへと繋がるエピソードというのが、劇場版として果たすべき役割だったのかも知れません。
正直、延々と恋模様のワンシーンが描かれるだけの数ページ連載漫画で、劇場版とはずいぶん大仰では無いかと思っていました。しかも他の映画と同じく、大人料金1900円? それはちょっと躊躇う人も多いんじゃ無かろうかと。でも、繰り返しになりますが、重要なエピソードであるならファンならば必見。私は高評価を付けましたが、原作を知らない人にはちょっと辛いかも知れませんね。
大人の階段を上るふたりを暖かく見守っていたい
西片くんと高木さんのお付き合いではいつも高木さんがリード役。確かに、小学校・中学校くらいの間は、たとえ同い年でも、女の子の方がいつも精神年齢が高くてしっかり者。一方、男の子はと言うと、夢見がちと言うか、精神的にちょっと幼くて、恋愛にも奥手、と言うのが昔からの通り相場です。しかし子猫を拾ったことを契機に、二人の関係に変化が起こります。同じ目的に向かって二人が一緒に力を合わせて行くことでふたりの距離がぐっと近くなり、そしてお互いに認め合う関係に変容する様がとても愛おしく、何か遠くから見守っているような気持ちにさせられました。それにしても、山里や虫送りの祭りの描写はとても素晴らしかったです。物語の舞台が小豆島(あずきじま、ではありませんよ!)であることをこの映画で初めて知った次第ですが、関西在住の私としては、身近にこのような素晴らしい自然と風習が残っていることに改めて感じ入りました。
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