「ドキュメンタリーなのに勧善懲悪」香川1区 やまぼうしさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキュメンタリーなのに勧善懲悪
PR映画ではないと言っていますが、誰がどう見たって小川淳也を応援したくなります。
平井議員は橋や道路の実績を強調しますが、与党議員ならそんなの出来て当たり前に感じます。
監督の作為が有るのか分かりませんが、平井陣営の集会や演説会場はやらされてる感有り有りなのに対して、小川陣営の高揚感が凄く心地良いです。
見た目も善玉感悪玉感がハッキリ出てます(笑)。
しかしながら小川淳也の人の良さ、真っ直ぐな心は伝わって来ましたが、政治信条に触れる事は無く政権交代したら日本をどう変えて行きたいのかは分かりませんでした。
娘さん2人だけで小豆島を選挙カーで応援する所と、2回有る父親を心から尊敬している事が分かるスピーチには感動を禁じ得ませんでした。
ドキュメンタリーと敬遠せずに多くの人に見てもらいたい作品てすし、エンタメとして面白く出来た映画だと思います。
最後に日本中を香川1区のように盛り上げたいと有りましたが、それでも香川1区の投票率は60%に遠く及ばないという現実が残念でした。
コメントする
CBさんのコメント
2022年1月26日
> 政治信条に触れる事は無く
そこは惜しいところでしたね。ただ、せれを組み込むと、他候補のそれも描く必要が出て、枠内に収まりきらないんでしょうか。やるなら、前作だったんでしょうね。