ウェディング・ハイのレビュー・感想・評価
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ちょっとくさいオチ
伏線を張りまくって、最後に全て回収するのは見事。
スピーチ部長と乾杯課長の所をカットしたのは、おそらく観ている観客の(過度の前フリのため)期待値が上がり過ぎたためあえてカットしたと思う。ストーリー上20分もあるし(笑)
(どうやったって「おもしろくなかった」という輩は出てくる)
消失マジックでホントにどっか行っちゃったトコロは、探しに行っている間の時間稼ぎ、祝電を繰り返すなら太鼓とダンスできたやん。て思った。
それでも、総じてうまくまとまっていた。
オーダーの出し方が良くないのでは
誰かが「《カメラを止めるな!》みたいな構造の作品を」ってオーダーしたんじゃないかな。それでバカリズムが考えて話を作ったと。
でも《カメラを止めるな!》みたいな話を観たいなら《ラジオの時間》でも観てればいいんじゃないかな。
A面の普通進む話が盛り上がらないんだよね。
「結婚式の出し物っていうどうでも良いことを真剣にやってる!」っていう面白さで、《地獄の花園》も同じだったね。
バカリズムが自分の芸でやったらたぶん面白いんだと思うの。でも映像だとそこまでかな。
それでこれ「時間が押してすごく困った」って話になってるんだけど、大して困ってないんだよね。
映像短くして、スピーチ短くして、出し物コラボでやってっていう常識的な線で解決してるし。
普通だと出し物でコラボしたらグダグダになるんだけど、明らかに「これ、リハーサルあったよね」っていう息の合い方で奇跡感もないし。
そしてB面の「実はこうでした」も大して面白くないの。
だから全体として微妙だね。
でも劇場ではウケてたから、これくらいでいいのかもな。
総合芸術を総合芸術で描く
2022年劇場鑑賞19本目 佳作 58点
とりわけ公開すぐに鑑賞下にもかかわらず1か別近くレビューし忘れていた作品。
主演の篠原涼子が好きなので見に行きましたが、配信だったっら暇だったらギリ見にいくかなーって感じでした。
中村倫也ハマり役でしたねえ、篠原涼子はちょっと太って、岩ちゃんは顔完全に変わった。
伏線回収の様はコンフィデンスマンそのものでしたが、昨今の2、3転する邦画は伏線のための伏線が濃すぎて本来の伏線回収劇が損なわれていますよね。
あとこんな華やかな披露宴や結婚式は私には来ないんだろうなあとしみじみしました。
ちょっと期待し過ぎてしまった。
面白いし、好きなタイプの映画ですが、今までのバカリズム作品が面白過ぎたので期待し過ぎてしまったのかもしれません。
上司の大受けしてたスピーチは聞いてみたかったです!
今回の作品はたまたま自分の笑いのツボに、今までの作品よりはハマらなかっただけです。
また脚本書かれたら、全部観るつもりです!
楽しく、そして幸福感
脚本はバカリズムさんですか…。
少し強引な感じもありましたが、見事に伏線が回収されて…。
そして、結婚式あるあるを上手く取り入れ、幸福感を感じることができる内容でした。
総じて良かったのではないでしょうか?
楽しかったです。
ハッピーウェディングでミナにサチアレ!
ビタミンみたいな映画だった。これくらい分かりやすくて楽しい映画をちょうど求めていたので、コレを選んで大正解だった。
面接1つ終えたあとだったので、何か楽しい映画を観たいなーと思って、気になっていたこの作品をチョイス。既に公開から日時が経っていたこともあり、「あるある」と「群像劇」な点は把握済み。そのためか突っかかりもなく普通に入り込めて、5分後には大正解だったことを悟る。
結婚式の話ではあるけど、正確には披露宴の話かも。ガッチガチにやることやったあと、思い思いに華を咲かせる。個々のバックボーンを見せてから一気にまくし立て、笑いっぱなしだった。
バカリズム脚本だが、最近の作品は割とキャラを固めてくるので、凄く観やすく楽しい。しかも伏線回収に余念がなく、映像化の見せ方をかなり意識的に入れることに成功していると思う。
また、大九明子監督も笑いを愛する人だけあり、キャストの使い方や見せ方が上手い。ガラッとカラーの変わったような転調が賛否ある監督だが、本作はテンポの良さも相まって、相性抜群。いいモノを見せてもらった。
篠原涼子さんが主演だが、かっさらっていたのは圧倒的に岩田剛典さんが持ってっていた(笑)。きちんと群像劇になっていたし、立場や事情を折り込みながら伏線を回収する様は圧巻。ちなみに、関水渚さんはおいくつの設定?笑
ズーンと暗くなるような日には、こういう映画が1番。色んな客層もいて、オールマイティに愛される映画だとしみじみ。ミナにサチアレ!
結婚式の裏側が楽しいです。
これから結婚式を挙げる方は必見です。結婚式の本当の姿が見れそうです。作品に著名な演者が多く出演されており、作品に負けずと華やかな演出となっていました。ストーリーは単純明快で、結婚式の裏方の大変さを上手に描いたコメディ作品に仕上がっており、楽しい作品です。
芸人ではコントの域を超えられないのか
全体的にストーリーにまとまりがない気がします。
コメディではなく、コントって感じです。
たまにクスッと笑みが溢れるのですが、やはり映画ではなくコントレベルです。
コメディからのシリアスなシーンも入れたかったのは分かりますが、タイミングや尺があまり良くないです。
予告では、もう少し三谷幸喜風なのかと期待しましたが、全然でした。
また、俳優に頼り過ぎてる感が否めないですね。
イケメンがコントをしたら面白いと思われたのでしょうが、全体的なストーリーとのバランスが悪く、笑いのレベルも低く幼稚すぎるため、たいして面白くないです。
岩ちゃん使い方も雑で、露出する事での話題性を狙ってるのが見え見えで、ファンの方からすると腹立たしさも感じるのではないでしょうか?
能力のない方がドラマや映画を撮るときに、よくやる手法です。
北野武さんのように自分で面白い事を考えれる方は面白い映画を作りますが、松本人志さんのように、まわりの取り巻きが面白くそれを上手にいじって、面白く見せてる方は、そもそも自分が面白いものを作り出してるわけではないので、そういった方が映画を作ると皆さん知ってのとおりの出来栄えとなってしまうのではないかと思います。
バカリズムさんもどちらかと言うと後者に近い方だと思うので、映画となるとうーーんと言う結果になるのだと思います。
劇団ひとりさんとかは、前者に近いと思うので、面白い映画を撮られると思います。
一言で言うとこれは映画ではなくコントです。
笑えるって平和だー
悲惨な話題ばかりのこのご時世、こんなふうに笑える映画は心地よい。映画というより、動いているマンガと思えたのは「心の声」を画像で言わせているため。これは、映画手法としては禁じ手じゃなかろうか。
結婚式を挙げる事が減少しているかもしれないが、これから結婚を考えている人には、可能ならば 式はやっておいた方がいいよと伝えたい。ま、映画の中の様に なんでも叶えてくれるプランナーさんは珍しいのかもしれないけれど、人の笑顔が自分の仕事のモチベーションってのは、よくわかるなーと納得だし、プランナーの仕事が好きというのが表れていた。
この映画には、色んな俳優と仕掛けがモザイクの様に散りばめられている。どの人も輝いている。中でも向井理は取り立てて大仰なセリフを放ってないが、座っている時の妙な靴下の見え方とか、トイレを開けた時のリアクションとかが目について笑えた。
笑いがある日常って平和なんだなぁとつくづく感じ入った。
最後だけ爆笑!
バカリさんのシュールな笑いというより、きちんと映画でした。
前半はプレイバックのしつこさとか、中弛みで少し疲れましたが後半からのガンちゃんが最高!!
ガンちゃんをイケメン使いしないで笑いのポイントにしてるのが良かったです。
『今はどうであれ、あの日が素晴らしい1日であったことに変わりはないんだから……』
『いやいや、いい映画なんでしょ〰️』が、観た直後の感想。
両親や職場の人、友達に勧める映画。観たあとで色んな場面の話題で盛り上がれると思うから。
初めはテンポがゆっくりで、個人のエピソード、モノローグの連続で長めかなあ?とも思ったけど……(考えてみれば、確かに新郎新婦とその家族だけでなく、参列する人達みんなにも、式にのぞむドラマはあるしね)……、式が押してくるとstoryもテンポアップして面白さが加速。
瞬殺キャンドルサービスも、余興コラボも最高でした。
式次第が一時間もオーバーしていて、それでも新郎新婦が余興を削らずに進行してもらいたい。と、お願いされた時の篠原涼子さんの表情がサイコーでした。一瞬、白眼を剥きそうになってのけぞって、卒倒しそうになりながらも『わかりました』。すごく受けた!!
片桐はいりさんが画面に映るだけで、圧倒的な面白さ!うけました。そしてスピーチ。間が饒舌で、心がこもっていて絶品のスピーチでした。
『ラストがまた面白い!』と、映画の宣伝で高橋克実さんが言ってましたが、なるほど……。楽しませてもらいました。
ドラマチックな『卒業』よりも、良い展開なのかもしれないなーと思ったし。
『やっぱ、人のものは盗っちゃいけないね』。
ハッピーな気持ちにさせてもらえた。
そして、こうして、色んな話題で盛り上がれるので、幅広く勧めてしまう映画です。
予想と違って
予告編を見た時はウエディングプランナーの篠原涼子さんが主役の結婚式の裏側のドタバタ劇かと思ってたけど、全くそうじゃなくて明るく楽しく登場人物それぞれにしっかりした肉付けのあるストーリーに感心しました。個人的には新婦役の関水渚さんと結婚式をするホテルスタッフの臼田あさ美さん。
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