「理解が難しいけど共感はできる」ロスト・ドーター まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
理解が難しいけど共感はできる
海辺のコテージで一人バケーションを過ごす中年女性の不可解な言動。少しずつ明かされる彼女の過去を知ってもなお、全てが理解できたわけではありません。
ですが、母親になること子供を育てることの過酷さや代償がダイレクトに伝わり、後悔や自責の念での苦しさに胸が痛みました。
「私には母性がないの」という台詞、刺さりました。
やっぱり子供を産み育てるって、生半可な覚悟じゃできないことだなぁ…。
曖昧な表現に終始しなかなか難解な造りでしたが、不思議と退屈せずに観ることができました。
コメントする