劇場公開日 2022年12月2日

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「「妊娠と人生と引き換えにはしたくない」と闘った女性のありのまま。」あのこと mamiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5「妊娠と人生と引き換えにはしたくない」と闘った女性のありのまま。

2022年12月15日
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mami
NOBUさんのコメント
2022年12月15日

今晩は。初めましてでしょうか。
 レビュー、拝読いたしました。
 私のレビューにもある通り、私は男であり、条件付きで中絶は”是”とする考えを持つ者です。(命を軽んじている訳ではないです。)
 今作は、男にとっては想像も出来ない若き女性の煩悶と、自らの望む道をそれでも突き進もうとする姿に、魅入られました。
 アメリカの保守的思想及びカトリックでは中絶を認めていないのは周知の事実ですが、中絶するかどうかの判断は子を身籠った女性自身の経済的、もしくは思想的、もしくは他の要素を考え抜いた上で、女性と関係する男が決める事だと思っています。男目線から見ると、今作の父親である幼過ぎる男の姿は、同性として情けなく思いましたね。
 今作は、観る側(特に男)に、大きな問いかけをしてくる映画だと思いました。返信は不要ですよ。では。

NOBU
cocoloさんのコメント
2022年12月15日

米国の犯罪率が下がったのは、中絶が合法化された年からというデータがあるのですが、何を考えているのでしょうね。我を忘れて、コントロールが効かなくなってジタバタするのが恋の醍醐味とはいえ、この物語の一番の不幸は、冷静に2人のことを話し合える場、関係性が持てなかったということかもしれないですね。自分以外の人が同じものを見てどう感じるのかな?ということにも興味があるので、こちらのレビューは興味深く拝読しておりますが、私も、「子供の命云々」という意見は・・・・・、子供以前に、まず、母体の尊重、尊厳がないだろうと思いました。相手の男性に何の相談もなく、女性側の独断で中絶していたということを在る日、男性が知り、破局という物語もありましたが、責任問題になってくると、1人を追い詰めたがる人が多いからなあ。1人では見られない夢もあるってことを分かってもらいたいなあと思いました。

cocolo