「欠けない月の物語」モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン kinako-catさんの映画レビュー(感想・評価)
欠けない月の物語
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12年もの間、精神病院に隔離拘束されていたモナ・リザ・リー(チョン・ジョンソ)。
ある時、彼女に不思議な変化が現れた。
部屋に爪切りに来た嫌味な看護師を操り、病院を脱走。
路上にたむろしていた若者たちは、彼女にスニーカーを与え、
ニューオリンズへの道を教えてくれた。
そしてモナ・リザは、ニューオーリンズにやってきた。
生い立ちや、舞台や背景の説明がほとんどなしという潔さ!
ただ突然、唐突に主人公は覚醒して、町へ向かう。
主演のチョン・ジョンソのエキセントリックでミステリアスさが相まって、
独特な雰囲気あります。
無表情で無口な彼女は病院を抜け出し、ニューオリンズの街へ。
彼女を追う警官ハロルド、
ニューオリンズのコンビニで出会ったDJファズ、
ダイナーで出会ったポールダンサーのボニー・ベル。
ボニー・ベルの息子チャーリー。
登場人物が少ないので人間関係は、分かりやすいです。
次回、デトロイト編では彼女の生い立ちが語られるのかな?
(現時点では次回未定だけど)
モナ・リザと少しだけ仲良くなれたチャーリー少年、いつか再会させてあげたいな。
追っている警官のハロルドが、銭形警部に見えて来たのは内緒。
あーあ、ダークなおとぎ話の続きがしりたくなった。
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