「柄本明の大阪弁の闇」ある男 ゾンビ2さんの映画レビュー(感想・評価)
柄本明の大阪弁の闇
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映画のストーリーは淡々と真実に迫っていく
抑制の効いた俳優たちの演技もそれと相まってこの映画のトーンをつくっている
ラストの展開も観客の期待を裏切らない
でもそれだけならある意味平凡な映画だ
この映画に深みを与えているのは柄本明の大阪弁であると感じた
関西の人には違和感を与えるエセ大阪弁を操って、(レクター教授ほどではないが)闇への入口を体現している
彼の視点からは、自分の人生や彼の手により他人の人生を生きようとする人々はどう見えているのだろう?
それは人間の存在としてありうべきものなのだろうか?
そこで感じる幸福は本当の幸福と言えるのだろうか?
そこにこの映画の本当の問いがあるように感じました
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あとは小籔さんの存在がなんか深いわー
彼にも賞をあげてほしい笑
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