劇場公開日 2022年11月18日

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「原作の深みをどこまで表現できるかの挑戦」ある男 TKさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5原作の深みをどこまで表現できるかの挑戦

2022年11月29日
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鑑賞方法:映画館

元々映画制作に携わっていたものとして評論は本来はしたくない派。
今回原作読了直後に、どこまで在日三世の弁護士の感覚や中2の男の子の父親(という存在)に対する気持ちを表現出来るかが興味があって鑑賞。
難しい原作を映画化した意欲作だと思う。
原作読まずに本作見るとちょっと難しいけど、原作読んでからだとちょっと物足りない。
でも良い映画だった。
キャスティングで良かったのは、窪田正孝、小籔、でんでん、悠人役の中学生。
柄本明さんはそもそもの存在が大き過ぎる。もちろん演技は上手いけど。もっと小悪党的で下卑た奴で良かった。

TK