雪の峰
解説
Netflixで2021年9月17日から配信。
2021年製作/109分/ルーマニア・スウェーデン合作
原題または英題:Tata muta muntii
スタッフ・キャスト
- 監督
- ダニエル・サンドゥ
- 製作
- クリスティアン・ムンジウ
- 脚本
- ダニエル・サンドゥ
- 撮影
- トゥドル・ブラディミール・パンドゥル
- 美術
- シモナ・パドゥレツ
Netflixで2021年9月17日から配信。
2021年製作/109分/ルーマニア・スウェーデン合作
原題または英題:Tata muta muntii
木村拓哉&成田凌尽くしの3連休!【テレビ・配信映画リスト 9月16日~22日】
2021年9月16日行方不明者は沢山いる。山の遭難に限った事ではない。
さて、どう、受け取ったら良いか?
親等が『心配するから、危ない所へ行くな!』になるのか?
つまり、冒険を否定したいなら、共感できない。一方で色々な災害で行方不明の方々もいる。さて、とう、解釈したら良いか?
だが、最後がさすがラテンの血を引くルーマニア人と思った。日本人ならあんな態度は取らないだろう。
山モノ、遭難モノとしては今までに無かった視点、取り上げ方をしててアクションやサスペンスとかじゃ無く、かなり人物、家族にテーマをあてた社会性の高いドラマで良かった。
ルーマニア制作のネットフリックス作品。
雪山で遭難した息子を捜索するために奮闘する父親が主人公の話。でもハリウッド映画なんかでありがちな、元特殊部隊のスーパーお父さんが大活躍して息子を見つけるというアクション作品ではなく、非力な初老が自分にできる範囲で何とかしようとする話なので、全体的に地味です。映像的な面白さや、ストーリー展開の面白さではなく、なんとしても息子を見つけたいと願う主人公にどれだけ感情移入できるかがポイントだと思います。
で、自分はというとイマイチ感情移入できませんでした。気持ちはわかるんですよ。何としても息子を助け出したいと必死になる気持ちは。でも、頑張ってくれてる救助隊に悪態はつくし、身重の妻はないがしろにするし、善意で捜索に協力してくれている仲間にまで苛立ちをぶつける始末。終始頑固おやじのわがままを見せられて腹が立ってきます。
自分には子供がいないのでいまいちでしたが、子供のいる方が見ればまた違った感想になるのかもしれません。