「バトロワ・フリーホラーゲームみたいで面白かった」カラダ探し tabotyokoさんの映画レビュー(感想・評価)
バトロワ・フリーホラーゲームみたいで面白かった
主人公は明日香、女子高生。
彼女はある時を境に、クラス中から存在しない人として扱われていました。
お昼休み。外に出てお弁当を食べる場所を探していたら、学校の裏側で図書室の先生が、黒い小さな袋を、掘った穴に入れて埋めているのを見ました。
先生は行ってしまい、残された明日香は少しだけぼうっと立っていると、背後から女の子の声が。
『お願い 私のカラダを
探サしガてシテ』
驚いて振り返る明日香。そこには誰もいませんでした。
その夜。寝る直前、明日香のスマホが震え。中を開くと、文字化けした宛名が。タップすると
訳のわからない言葉がつづられており、怖くなった明日香は布団に潜り込みます。
その間もスマホはメールの通知とともにバイブが鳴り続け…。
…………
…明日香は、気がつくと学校の礼拝堂にいました。
見ると同じクラスの生徒が他に5人いて、みな一様に「ここは?」「なぜ自分はここに?」。
キョロキョロ辺りを見回すと、ステージの上に
棺が置かれています。
その棺の中には、人の体の形をした
くぼみがありました。
彼らは、「赤い人」と呼ばれる化物から逃げながら、
この棺の中に、バラバラにされた女の子の体の一部を
すべて集め、一つの体を作り上げなければなりません。
体の一部たちは、どうやら学校の中にある模様。
ちなみに赤い人に捕まった人は○されます。
全員○されると、朝になります。
しかしその朝は、昨日の朝で、
カラダを全部見つけない限り
昨日が永遠に続いていきます。
ただ夜の記憶は引き継がれるので、6人は常に
"初めまして"ではないのが良心的だと思いました。
ここから「カラダ探し」のゲームが始まります。
彼らは明日を迎えることができるのでしょうか。
(始めはぎこちなかった彼らですが
共通の敵と戦う同志、友達になっていく過程が素敵)
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…これ私だけかな…美術準備室のシーンは
思わずつっ込んでしまいました…。
①部屋の中で水槽だけが発光してる
②その部屋の電気がつかない
…どう考えても水槽の中身がキーアイテムでしょ!!
チミらはバイ○ハザードというゲームをやったことがないのかね!?
そしてキーアイテムに触ると、敵が必ず出てくるというのもお約束…(だから真っ先に水槽に触らない選択をしたのかな、そんな彼らに拍手…)。
なるほど、私が求めていたのはフリーホラーゲームのような流れのホラー映画なのかもしれない。
(きさらぎ駅は、一人称視点のシーンがあって正直ワクワクしました。話は違いますが、どこかで怪○症候群シリーズ、制作してくれないかな…)
◎赤い人に捕まって○されるシーンは、見せないけど音と影を使って表現されています。でもこれも結構グロい…想像力豊かな人にはお勧めしたくないです汗
◎飛んだり跳ねたりするアクションシーンが結構あるので楽しかったです。バスケ上手いあの子無双すぎる笑
◎バトル・ロワイアルみたいに戦う高校生!というホラー映画も良いですね。(フリーホラーゲームみたいなホラー映画も気になります…)