「【美しくも残酷な原作の世界観を忠実に視覚化した美術に感服したダークなファンタジー・・。】」ほんとうのピノッキオ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【美しくも残酷な原作の世界観を忠実に視覚化した美術に感服したダークなファンタジー・・。】
- 寓話はグリム童話を筆頭に、教訓的意図が込められており、無慈悲で残酷だ。
それは、日本昔話も同様だ・・。-
◆感想
・今作品は子供向けに作られたディズニーアニメより、19世紀にイタリアで出版された原作に基づき、製作されている。
・教訓的意図がたっぷりと盛り込まれているので、約束を守らないピノッキオは相応な報いを受ける。
・けれども、ピノッキオは様々な経験をして、騙されない知識を身に着け、易きに流されない様になり・・。
ー ピノッキオは、誕生した時から、お父さん、ジェペットが大好きだったのだ。そして、それを見ていた妖精は、ピノッキオに試練を与えながらも、赦してきたのだ・・・。-
<人間は愚かな生き物なので、痛い思いをして知恵を付け、誰かに助けられる事で思い遣りの心を知るのであろう。
絵画の様に美しくも残酷な世界観が魅力的な作品。
ロベルト・ベニーニ演じるジェペットも、善意の象徴の様であると思った作品である。>
NOBUさん
こんばんは(^^)/
ピノキオもいろんなVersionがありますね。
こちらは、まだ、観ていませんが
グリム童話は、確かに残酷な話が多いですよね。
大人版のシンデレラ(灰かぶり)も怖かったです。
日本昔話も・・・同感です。
幼い頃、「赤いロウソクと人魚」を読んで
悲しくなりました。
あと、オスカー・ワイルドの「幸福の王子」は
献身の尊さを伝えたいのでしょうが
全然幸せでないと 読むのが嫌になったりも
困っている人々の為に自分を犠牲にする物語
何だか、心がもやっとしたものでした。
最後、ゴミ箱に捨てられちゃうのもびっくりで
その後は、天使が連れにくるけれど(^^ゞ
え~って思いましたもの・・・
すみません(^^ゞつい・・・・
ピノキオは、多くの試練に耐え
学んでゆく成長ものですね。
いつか、この映画も観たいです。