「【”ロシアの赤い亡霊・・。ここは俺の土地だ!-ロシアの民は、独ソ戦を決して忘れないのである。ー”ロシアに侵略してきたナチスに命懸けで抵抗するパルチザン、民の姿を描いた作品。】」ナチス・バスターズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ロシアの赤い亡霊・・。ここは俺の土地だ!-ロシアの民は、独ソ戦を決して忘れないのである。ー”ロシアに侵略してきたナチスに命懸けで抵抗するパルチザン、民の姿を描いた作品。】
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ー 第二次世界大戦の1941年から1945年にかけて延々と行われた独ソ戦の、ソ連側の民衆も含めた死傷者の数は、第二次世界大戦に参加した国の中で、最多と言われている。ー
◆感想
・冒頭の、ロシアの役者夫婦が、ドイツ軍に捕らえられ、銃殺寸前まで行った時に、突如現れた”赤い亡霊”の、忍者のような素早い動き、正確なスナイパーとしての腕に期待値が上がる。
・だが、その後の展開が、イキナリだれる・・。
パルチザンと思われる、ロシア人達が漸く民家に到着するが、そこには毒の入った料理が置かれていて・・。
- 展開が粗いなあ、と思いながらも独特の泥臭い雰囲気に釣られ、観賞続行。-
・身重の女性を残して、男達は家を出るが、そこにナチスのSSのブラウン大尉が率いるドイツ軍部隊がやって来て・・。
- 男達は、身重の女性を救うため戻るが、多勢に無勢。赤ちゃんを産んだばかりの女性の命が危うくなって・・。-
□今作は、ここからのパルチザンたちの命懸けのドイツ軍との戦いのシーンが見所であろう。
飛び交う銃弾、ドイツ軍の砲撃、たった5人で応戦するロシアパルチザンの姿。
そこに、”赤い亡霊”が再び忍者の如く現れて・・。
<死闘は、多大なる犠牲を払いながらも、パルチザン側が勝利。
そして、ラスト、死んだ筈の”新しい”赤い亡霊が再び現れ・・。
あれは、ロシア民族は決して、他からの侵略に屈しないというメッセージだろうと、私は解釈した。
シーンの繋ぎも粗いし、ストーリー展開も前半はやや粗いが(大分、カットしたのかな・・)ロシア民族が、ナチスドイツに屈せず闘う姿は、印象的だった作品である。>
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