「良心的な佳作です。予想通り、」ムスタング あきとんさんの映画レビュー(感想・評価)
良心的な佳作です。予想通り、
ロバート・レッドフォードがらみ、というか製作総指揮に関わってるようです。
妻に暴力をふるい多分植物状態にしてしまった主人公の囚人、その娘、馬の調教にあたる塀の中のメンバーたち。
そんな人間関係と、野生馬たちの調教を通じて、塀の中の日々が静かに語られる。
撮影がなかなかに秀逸で、大地と馬たちをごく自然にかつ、美しく撮っている。
かんどーする!というレベルではないが、あえて抑えたタッチで語られる展開が心地よい。
アンガーコントロールできない主人公の囚人をみると、肉食の欧米人と和食の日本人との違いを感じてしまう。
コメントする