「岩波ホール最後の上映作品。」歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
岩波ホール最後の上映作品。
ブルース・チャトウィンの生涯を追ったドキュメンタリーというよりも、ベルナー・ヘルツォーク監督がブルース・チャトウィンの思い出を語った作品と言える。
人気もあって、魅力的な人だったのではないかと思うが、その魅力が、この映画の中に表現されているかというと、思い入れのほうが大きくなってしまっている感は否めない。
ゲイであり、HIVに感染し、生涯を終えたようだが、晩年はかなり病的な感覚が強くなっていく。
もう少し、自然の大きさや豊かさを表現できていれば、観る人の共感を得ることができたのかもしれない。
岩波ホール最後の上映作品!
見逃せない方は、お早めにご鑑賞ください!
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