劇場公開日 2022年3月4日

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「儚くて愛おしい幸せな時間」余命10年 まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5儚くて愛おしい幸せな時間

2022年3月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難病を患い余命10年の宣告を受けた一人の女性と、彼女を愛し共に過ごした人たちの様々な想いが、美しい四季の景色に彩られ小説のように丁寧に描かれています。

「余命10年」短いようで、死を待ちながら生きるには長い。生きることに執着しないように恋をすることを諦めていた彼女が、和人と出会い、恋をすること、生きることを楽しみ、幸せを感じることが伝わるほど切なくなります。

監督らしい光に満ちた画作りにより優しさと温かみを感じられ、難病ものではありますが、生きることに少し前向きになれる作品。
小松菜奈さんの眩しい笑顔と儚げな表情が印象に残りました。

まだまだぼのぼの