「周年作品としては合っている」ルパンは今も燃えているか? 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
周年作品としては合っている
ルパン50周年記念上演「カリオストロの城」の同時上映で劇場鑑賞です。
もともと50周年プロジェクトの締めくくりの作品で、かつPART5のDVD先着購入特典として入っている、とてもニッチな作品。
もちろん単発でソフト化してませんし、私自身も初観賞になります。(ソフトはいつもBOX待ちなんです…)
そして原作・総監督はモンキー・パンチで、これが遺作でした。
内容は周年プロジェクトもあり、完全にお祭り企画ですね。
摩毛狂介を始めファーストシリーズの面々が登場(しかしみな亡くなっているため声が違うのが寂しい…)してくる、ちょっとしたタイムリープもの。
ドタバタとしながらも、ルパンファミリーの絆の強さを再認識していく物語です。
不二子と五右衛門がつるんでいたりと細かい所も憎い。
反面ファーストシリーズ未見の人は完全に置いてきぼりで、面白さは半減でしょう。
ただ周年企画作品としては、その内容もとても合っていると思いますよ。
コメントする