ルパンは今も燃えているか？のレビュー・感想・評価

　同時上映だったとは思わなくて、間違って別の映画を選んでしまったのかと思った。30分で通常料金は高いなあ、でもこんな機会でもなければ見ることもないだろう、せっかくだから楽しもうと見終えてトイレに行くつもりで気がゆるんで、その後の『カリオストロの城』はトイレがやばかった。

　軽いノリで楽しい内容だったのだけど、タイムマシンなどSF要素がゆるい。次元がホームレスになっていて気の毒。不二子をくすぐる拷問は肝心なところに触れない。

この短編の趣旨を承知した上で見るなら良いが、カリオストロの城が目的で見るなら同時上映としては余計でしかない。熱心なファンによる製作だろうが、イベント向けのプロモーション映像の域を出ていない。シネコンの二本立てシステムだと途中入場しづらい。何とか工夫できないのか。

過去を懐かしむ為の作品ですね
あーそんなの居たねという感じの

ルパン50周年記念上演「カリオストロの城」の同時上映で劇場鑑賞です。
もともと50周年プロジェクトの締めくくりの作品で、かつPART5のDVD先着購入特典として入っている、とてもニッチな作品。
もちろん単発でソフト化してませんし、私自身も初観賞になります。（ソフトはいつもBOX待ちなんです…）
そして原作・総監督はモンキー・パンチで、これが遺作でした。
内容は周年プロジェクトもあり、完全にお祭り企画ですね。
摩毛狂介を始めファーストシリーズの面々が登場（しかしみな亡くなっているため声が違うのが寂しい…）してくる、ちょっとしたタイムリープもの。
ドタバタとしながらも、ルパンファミリーの絆の強さを再認識していく物語です。
不二子と五右衛門がつるんでいたりと細かい所も憎い。
反面ファーストシリーズ未見の人は完全に置いてきぼりで、面白さは半減でしょう。
ただ周年企画作品としては、その内容もとても合っていると思いますよ。

ルパンとそれぞれのキャラとの出逢いを思い出させてくれる作りだけど、そこに持って行く強引さが馴染めるか否かです。
遊び心を持って作ってる点は良かったと思いますが、ストーリーの荒さがかなり見られ私としてはあまりスッキリしませんでした。

過去キャラ集合のお祭り映画。

謎の招待状で誘われサーキットにやってきたルパン、次元、五ェ門の3人。手紙の差出人はミスターXらしく、カーレースに参戦することになったルパンたちは、最初は順調にフィアットを走らせていたが、突如見覚えのある景色に迷い込み・・・という短編。
「ルパン三世　カリオストロの城」（4K＋7.1ch仕様）と2本立て同時上映作品。
あまり興味を持てずちょっとウトウトしてたら終わっていた。
自分には合わなかった。

短編ですがテレビシリーズのような楽しさが凝縮されてます。
懐かしいキャラが出てきて、おっさんファンが楽しめますね。
不二子チャンがサービスシーンだけのために出てくるのも笑えます。
レースのシーンもドリフトとかリアルで迫力有ります。ただ、やっぱり続けて上映されたカリオストロのカーチェイスと比べると落ちてしまうかな。
こちらはCGだと思うのですが、手書きで誇張されたような動きは難しいのですかね。
それでも全体の作画レベルも高いし、楽しめました。