「雰囲気重視の低予算映画」ロスト・ボディ 消失 ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気重視の低予算映画
悪くはないが…物語の展開ためにキャラクターを作り上げた感がマンマン。
やりたいことは分かるが序盤の2人の掛け合いをほとんど無に帰す終盤の展開。ラストはラストでどんでん返しの感覚も薄く、観終わった感想は「不快な話を聞かされる少々長めの"世にも奇妙な物語"」。
時間返せ!と言いたくなる要素も多い。
プロットとしては良さそうなだけに色々と惜しいなぁと思う。
主演ジェイクギレンホールでありそうなサスペンスでもあり、ジェイクが演じたらそれだけでもうちょっと面白くなったかも?と妄想してしまう。
謎だらけで掴みどころのないテクスターは演じるのが難しそうな役なだけに頑張ってはいるが魅力が感じられず、印象は『不快』に終始してしまっていた。
邦題もラストに重ねたつもりかもしれないが、なんだかあからさまな気もするし。原題の『A PARFECT ENEMY』の方が気が利いていて良かったと思うが。
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