「まさに泥試合」ロスト・ボディ 消失 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに泥試合
愛する人を忘れられない完璧主義者の建築家の男が、暗い過去を抱えるというウザ絡み女子と展開していく物語。
序盤はとにかくツッコミ所満載!!
さっさと警備員呼べば良いのにそれもせず、逃げりゃあ良いのにトイレに籠るし、そもそも無視すりゃあ良いでしょ・・・。
といった具合に、とにかく枚挙にいとまがないが、主人公が何だかんだ小娘の相手をし続ける理由は後半判明することに。
まどろっこしさはあるものの、小娘の話の続きは気になるし、思いの外退屈しない展開。
こりゃあもうオチが読めた!と言った流れからももう一展開あり、唯一引っ掛かった時系列の疑問も、ある意味なるほど、といった感じ。
何でもありと言えばそうだけど、最後はハラハラさせられ、逆転につぐ逆転の、文字通り「泥」試合は中々面白かった。
・・・でも、このオチだと結局全部この人1人の・・・ってことだし、何も無かったし何も残らなかったし・・・ってのはちょっと思ってしまった。
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