劇場公開日 2024年1月5日

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笑いのカイブツのレビュー・感想・評価

全167件中、101~120件目を表示

3.5岡山天音さんの演技がとても素晴らしかった作品。 本年度ベスト!

2024年1月9日
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鑑賞方法:映画館

ツチヤタカユキを演じる岡山天音さんの演技が印象に残る。
本作はツチヤが笑のカイブツになるまでの前日譚って感じの作品。

菅田将暉さんや松本穂香さん等、脇を固める役者さんも素晴らしい!
予想外に良かったのはベーコンズの西寺を演じた仲野太賀さん!
お笑い芸人でも行ける感じ(笑)

自分的に本作は怪演の総合デパート的な感じだった(笑)

思ってたのと違うストーリーにはハマらず。
でも役者さん達の演技にはのめり込めた印象。

本作はツチヤタカユキの苦悩を描いていた作品って感じ。
コミュ症っぽいツチヤ。
お笑いのネタを考える毎日で、その才能を認められるものの、上手く行かない感じ。

ツチヤの周りの人が彼を支えている感じは良かったけど、ツチヤが自分の殻を破れない感じがもどかしい。
ラストで自分の殻を破る感じにほっとするけど、これからって時に終わってしまう感じに満足度はそれ程では無かった。

本作は岡山天音さんの代表作と言っても良いかも( ´∀`)

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イゲ

4.0最低クズ男が主役ですが、鑑賞に耐えられるか

2024年1月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

 何が「違う」の? 何が「嫌」なの? 何が気に入らないの? 人間関係不得意と自称するあなたに人間関係の面白さなんて描けるの? さっぱり理解出来ません、こんな奴本当のクズ男でしょ。挨拶も礼儀も親の有難さも友情も義理も人情も、そして愛も理性とて無きに等しい、ひたすら迷惑。こんな馬鹿を祝・初主演?の岡山天音が妙にリアルに大熱演で圧倒するものだから思わず擁護したくなりそうですが。しかし作者は何が嫌なのかは一切明かさず、ゴミダメ同然野郎のそれでも書き続ける驚異の姿をひたすら追う。

 原作者ツチヤタカユキのほぼ実体験に基づくわけで、こんな嫌な奴でもこうして映画化される程に成功しているわけね。もとよりラジオ投稿で驚異の採用率を誇ったくらいなのだから、面白いと認める人々が確かにいたのですね。こんなクズ男でも笑わせられる事が出来るのね。笑いを作る、その一点だけにこれ程狂気の集中が出来るなんて、モンスターに他ならない、すなわちカイブツなのね。

 それにしても「お笑い」って何? テレビに蔓延るお笑い芸人の多い事。毒にも薬にもならないその場限りの笑いで、人気者にのし上がり、お馬鹿の限りを尽くした低能番組に出演し、ひな壇に座り気の利いたコメントで生き延びる。ツチヤも正直なもので「売れたい」「有名になりたい」と上昇志向だけはしっかり持っている。下積みから馬鹿にされる苦難を耐え、ヒットの突破口から売名行為で金稼ぎ、こんどは冠番組持って有頂天、やがて大御所と称されて、高所からの発言が有難がられ。何をいったい勘違いしてんだコイツは、とも思う。

 その裏で、ご本人のみならず本作のように構成作家の苛烈極まりないネタ作りの現実がある、本作はここにスポットを当てたわけです。ここまで追い込まれないと出来ないのか、ネタってのは。血の小便出してまで出来上がったネタは芸人の口から発したその瞬間に消えてなくなる。小説のように、映画のように、後世に残る事は一切ないと言うのに。そもそもが、世相なり真実なりを追求する高尚な指向は端から持ち合わせず、逆に一瞬で消滅する刹那こそを追い求めるのが正解なのかも。だから心に響く、考えさせる、真理に繋がるなどと大仰の真逆は百も承知。当然に馬鹿らしく意味も価値もない。だから面白い? だから下らない?

 こんな奴の生き様に呆れればOKですね本作は、こうして映画として記録され残るのですから素晴らしい。このクズのオンパレード映画において脇に回った仲野太賀、菅田将暉、松本穂香、片岡礼子が異様に素晴らしい。主役がほとんどヒール然となっているせいなのか、ことにも菅田将暉は圧巻を超越した人間力を見せつける、助演男優賞のお手本のような完璧ぶりに登場するだけで画面が引き締まる。仲野太賀の中庸な温かさ、松本穂香のごっこの切なさ、彼女の過去を一瞬でほのめかす母親役の片岡礼子、には涙すら覚えます。

 正直言えば、観ている最中本当に呆れ果て、イライラの極致の映画鑑賞ってのも疲れます、本当に。

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クニオ

4.0でも、そんなの関係ねぇ!

2024年1月8日
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悲しい

単純

難しい

おそらくは『牧野富太郎』も
同じにカテゴライズされる人間だったのではないか。
生活力はさらさら、経済観念も皆無の。

周囲がフォローしなければ靴の紐さえ結べず、
纏まった金が入れば後先を考えずに
研究と女遊びに注ぎ込んでしまう。

しかし多くの人に引き立てられ慕われもし、
百年以上先にも残る偉業を成した。

彼我の差は、那辺にありや。

『ツチヤタカユキ(岡山天音)』は
笑いに取り憑かれた男。

常に笑いを追い求め、
なにをそこまで・・・、と傍目には思える
厳しい修養を自己に課す。

が、それは笑いに限ったことであり、
前提となる生きる術に関してはからっきし。

コミュ力の低さは自覚も、
改善するつもりはさらさらなく、
自身が常に正しいとのスタンスは当然
周囲との間に軋轢を生む。

報酬は何の対価として得られるのか、
人間はなぜ挨拶をするのか、
何かをして貰った時に謝意を伝えるのはなぜか。

思い至ることすらまるっきり欠落しており、
強制する社会や習わしの方がおかしい、
要は人にはできない笑いを生み出せた者が勝ちとの信条。

とは言え、彼の目指す笑いは刹那。

例えば『ビートたけし』のキャッチーなフレーズは記憶も
その前後の「MANZAI」の内容を
どれほどの人が記憶しているだろう。

そうまでして賭す背景は見えては来ない。

彼の奇矯な行動と
笑いの為に手段を択ばぬやりようは
見ていて痛々しい。

感情移入はおろか、
傍に居れば必然的に距離を取りたくなるような。

にもかかわらず、物語りの主人公とした時には
異なる側面が表出。

エキセントリックな振る舞いが
俄然特筆すべき点に映る
(まぁ、自分の近くに居られるのは
ごめんこうむりたい)。

己が求める笑いや、他者への不寛容のため、
引き立ててくれる数人の味方さえ結果裏切ってしまうのは痛々しい。

ただ、実態がそうであれ、役者が熱演をし
スクリーンを通して観客が観た時に
なにがしかの感銘を受けるのは不思議ではある。

とりわけ
業の深さを見せつけられるラストシーンで
それを強く感じ取る。

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ジュン一

2.5怪物とは?

2024年1月8日
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鑑賞方法:映画館

個人的に「天才」、「伝説」、「怪物」は他人が決める事で、自分で言う時点で格を下げてると思ってる。
「笑いは正義」の元にウケれば人格は二の次でいいのか?
そもそも客(世間)に届かなきゃ、ウケるウケない、売れる売れないもないのに。
ただのコミュ障のお話しにしか見えない。
岡山天音、頑張ったと思うけど、悲しいかな菅田将暉、仲野太賀に挟まれちゃね。

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キチ

4.5腹立だしくも切なくて愛おしい。観る側の評価を分かれる事をあえて組み込んだ事で完成する(ような)作品かと。

2024年1月8日
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悲しい

楽しい

怖い

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松王○

4.0キャスティングは5億点

2024年1月8日
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泣ける

難しい

ワルな菅田将暉!いいやつ代表 仲野太賀!そうそうこういうキャスティングが見たいんだよ〜〜!!!そして異才の岡山天音!!!!!

あらすじは
番組,ラジオへの投稿、構成作家…笑いに取り憑かれた男の自叙伝

とにかくキャスティングが良かった!
ワルな菅田将暉が出てきた瞬間 好きなテイストの菅田すぎて映画料金の元が取れたと思った。後半は別の職業として登場するがそれも良かった!

仲野太賀はいいヤツを演じすぎて「いいヤツ」の説得力がとてつもないが、駐車場でフェンス越しに叫びかけるシーンが好き。
元になったモデルが誰なのか知らなかったが漫才を見てオードリーだなと確信した。しかし、決して「だが、情熱はある」のように模写しているわけではなく、作中の“ベーコンズ”というコンビとして漫才を完成させていた。漫才指導が令和ロマンであるので彼らの指導によるものでもあるが、体得した太賀も素晴らしい。

岡山天音はとにかく良かった。6-7割は彼のシーンなので彼の演技を堪能したい人は是非!どの場面も演技が上手い。居酒屋のシーンは自分も泣いた。

内容として、苦しい内容だった。隣りにいてくれる人、手を差し伸べてくれる人、ツチヤ自身が小説にしているので周りの好意には気づいている。それでも馴染めないのは「こういう生き方」しか“できない”んだろうなと感じた。
共感はできないが、こういう人間もいるよな と認識する余裕を持てるようになる作品

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トウマ(20代/女)

3.0原作を読んで追記しました(2024.1.11)

2024年1月8日
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どこまで実話なのか、人物造形もどこまで本当に近いのか何も知らないのですが、やはりいくら才能があっても、アルコールで自壊(自戒ではなく)していくのは見苦しくて見ていられない。
〝世間〟と折り合いがつけられないことが宿命的な悲劇であるかのように、菅田将暉さんに語らせることで説得力を持たせてしまうのは、なんかずるい。

〝石の上にも三年〟だなんてことを昭和的な感覚で説くつもりは毛頭ありません。
どんな業界でも自分を認めさせていく戦略が形を成していくためには相応の時間はかかるし、業界の既存のシステム(体制)を利用するにしても、破壊するにしても根っこのところを把握するにはやはり3年程度は必要。

さりとて、↑というようなことを20歳前後の若者が理解するのは難しい。難しいけれども、君には西寺くんがいるじゃないか‼️
自分にチャンスをもたらしてくれる存在に気付けないのは、笑いの才能はあっても成功する才能はないということにならないだろうか。

才能についてのトリセツとしては、片手落ち。
(片手落ちは本来、片方への配慮が欠けているという意味で、身体的な差別用語ではないのですが、字面から誤解されることが多く、差別的な用語とされてるらしい)

こんなふうに思うのは、宇宙に行った前澤さんの映画を見た後だから?

【原作を読んでからの追記】
ツチヤは確かにお酒に弱い。弱いのに、いや弱いからこそお酒に逃げる。
でも映画で描かれているほど人には絡まない。ピンクとの会話もシラフではなくとも泥酔はしていない。
これは極めて個人的な感覚だが、ツチヤにとってのカイブツは『ファイト・クラブ』のエドワード・ノートンにとってのブラピのような存在なのではないか。
笑いに取り憑かれ狂ってしまったもうひとりの自分。
カイブツが笑いを生み出すための努力は凄まじい。
図書館で片っ端から本を読み、一日2000個のボケを書き記していく。
そんなカイブツが人に媚びたりおべっかを使えるはずがないのに、そのスキルがないと世間からは相手にされない。カイブツを飼い慣らせない自分が自分を追い込んでいくということか?

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グレシャムの法則

3.0タイトルなし

2024年1月8日
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お笑いがテーマなのでもうちょっと笑える内容かと思ったら、缶コーヒー買いに行く時に転んでた所しか笑えなかった。

字幕で出てくる大喜利も、漫才の内容も全然面白くなく、ただただ主人公のメンヘラな部分を2時間見せられちょっとしんどかった。

ただ、仲野太賀&菅田将暉の素晴らしい演技とキャラによってグッとくる場面もあり、それなりに仕上がってた感じ。

あ〜、もっと笑いたかった!!

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きょん

3.0彼の世界観には同意できない

2024年1月8日
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怖い

自分の近い生活圏内には、ツチヤみたいな人はいない。と言うか、危なくて近寄りたくない存在。
終盤に行くほどに引いてしまった。
ツチヤよりもピンク(菅田将暉)の人生の方が気になってしまった。

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ちゃ坊主

5.0赤の他人同士の社会

2024年1月8日
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「誰かが作った常識に潰されるのは嫌だ」
このセリフがこの作品の全てでは。

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ホモサピエンス

3.5正直…

2024年1月8日
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正直、つまらない。
まったく理解できない感性の人物を、解説も感情の吐露もなく見続けるのはなかなか辛いが、岡山天音の演技を観る、ことだけに集中した。
普段あまり好きじゃない松本穂香も、本作はアホっぽいところに良さを感じた…

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ぱんちょ

4.5お前、ぜってぇここで終わんねぇからな!!

2024年1月8日
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悲しい

怖い

興奮

M-1の2018~2023年大会をイッキ見したり、公式YouTubeチャンネルに上がっている漫才を見まくったりと、お笑いに費やした今回の年末年始。ツチヤタカユキに関しては、オードリーのオールナイトニッポンで「ツチヤが大阪に帰った」と若林が話していたのを聞いたことがあるくらいで、全く知らない。なのに、予告にめちゃくちゃ惹かれて、尚且つ個人的にお笑いブームが来ていることもあって、初週にして1月公開映画の1番の目玉だと思っていました。

その期待は一切裏切られず、寧ろ期待より何倍も何十倍も素晴らしい作品でした。2024年、まだ始まったばかりなのに、こんなにもいい映画が見れるなんて。本作の主人公・ツチヤタカユキの自伝本は読んだことないけど、この映画で彼の壮絶な人生が直に伝わってきたし、恐らくものすごい完成度。監督自身も相当なお笑い野郎なんだろうなと。

それもそのはず。2023年のM-1王者に輝いた令和ロマンが漫才監修を担当。まだ優勝する前にこの映画は制作されていた訳だから、無論その段階で認められていた令和ロマンも凄いが、ちゃんとこの2人に声をかけ、しかも作品の肝となる部分を任せるなんて、それだけで制作陣がこの映画に描ける強い思いが見て取れる。THE SECONDで優勝したギャロップも演者として参加。生半可にお笑い映画作ってるんじゃねぇぞ。そう言っているような気がした。

本作で語らずには通れないのは、岡山天音の怪演。
その姿はまさに、"笑いのカイブツ"そのものであり、キャリア史上最高と評される時に使われる文言、演技を超えた役の憑依だった。魂を笑いに授けた男をこれまでかととことん熱演。ここまで来ると怖い。今1番日本映画界を牽引し、必要とされている俳優は岡山天音と言っても全く過言では無いだろう。そんな彼氏の脇を固める実力派俳優陣も見もの。菅田将暉、松本穂香の強烈なインパクトも最高だが、仲野太賀演じる西寺(元はオードリー若林)は岡山天音に負けじと凄まじい。ラストのあのセリフは思い出しただけでも鳥肌が立つ。

笑いを求め、笑いに取り憑かれた男・ツチヤタカユキ。つまらん情報番組の誘いやら、上司の顔色と金儲けだけを考えるスタッフに呑まれず、オモロいだけが正義だと信じ、生きてきた。ただ、笑わせたいだけなのに。随所に挟まれる大喜利だけで彼の才能は見えてくる。周りに合わせることは自分を殺すこと。でも、周りに合わさないと自分は殺される。生きずらい世の中で苦しみ、もがき、嗚咽し、人間関係不得意が為に壮絶な人生を送ってしまったその姿は、どうも他人事に思えず、胸がぐちゃぐちゃになった。

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サプライズ

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年1月8日
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hiroishi

4.0笑いと悪

2024年1月8日
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カイブツ、彼自身とも意味取れるし、彼を魅了し地獄と見せてしまった世界そのものかも知れない。
まあ、どの世界どのジャンルにもカイブツは居るモノでして。

今作、現代のお笑い界を舞台にそこでしか生きて行けない、いやそこですら生きて行けない若者を主人公に。
あ、ちょい聞いた事有るわ、TVかラジオで若林がぶっ壊れてるけど天才な放送作家が居たって。

彼の事だったんだな。

お笑い界ってさ、昔っからだけど普通に生きて行けない者の受け皿、異端の落ちる底って言われてるけど、彼に取ってもソレだったんだろうな。
そんな中でも常識派、彼に取っての神と若林は描かれる、ファンなら知ってると思うけど若林だってそっち側だし、十分ブッ壊れてる。
恐らく若林は彼の中に自分を見たんだろうし、お笑い界芸能っても組織社会だから個を理解しない者も居て、泥水煤った人生は厳しく、周囲スタッフはあーなっちゃうんだろうな、当たり前だししゃあ無いわな。
そんな世界で成功なんか掴んだら異常になっちゃうよな。
レイプまがいに弱者から平気で性搾取したり、ピュアキャラで売りながらそこに大きく加担し保身しか考えなかったり。

やっぱ面白けりゃ許されるって幻想だし、地獄に身を置くからこそ誰かの支えが無いとダメなんだよ。

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永田製麺

4.0三人のカイブツが領域展開‼️❓

2024年1月8日
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余談だが、岡山、菅田将暉、仲野太賀は十年来の親友らしい、本物の友情出演。
そして、三人とも、事前準備の凄さと、脚本への影響、天性のカリスマ、芸術への含蓄、に秀でている。
主人公は、いささかデフォルメされていて、こんなんで社会的成功どころか、人間社会で生きていけるんか、レベルだが、その心象風景までを表している、と解釈すれば、なるほどとも思う。
俳優としての怪物性を、一つ挙げれば、仲野太賀の漫才は、いくら令和ロマンの指導を受けているとはいえ、それを超えて来そうなほどの出来栄え、それだけでも観る価値あり。
岡山の狂気と、三人の友情、これは映画史に残るような見どころだと思う。
それぞれ、主演賞、助演賞に値すると思う。
稀代の名優たちの演技を観るために、是非。

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アサシン5

4.0人間関係不得意

2024年1月8日
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まこやん

2.0…年始早々ほんとに。(改)

2024年1月8日
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またぞう

2.5負け犬界のレジェンド

2024年1月7日
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勝気で負けん気強いけど結局負け犬。負け犬界のレジェンドだ。
どうしようもなくもがき倒して苦しむけれど、恵まれてんだよ。
まわりに嫌われつつも親身になってくれる人が3人も。
その3人を松本穂香、菅田将暉、仲野太賀が素晴らしい演技でなだめにかかる。
母だってなかなか受け入れてくれてるし。
才能がなくても人間関係が得意で成り上がる奴もいる。
才能が有り余っても人間関係不得意でもがく奴もいる。
人間は総合力なんだなあとしみじみ思う。
笑いに行く映画では無い。
笑いという最高峰の高みを見上げて悶え苦しむ話だ。
そのパンクな生き様と爆音に頑張ろう!と思えれば儲けものだ。

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momo

3.5僕たちの物語でもある‥

2024年1月7日
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“純”

純粋すぎて‥まっすぐ過ぎて‥社会の渦に飲み込まれそうになるから抗って。

この作品では主人公の純度が高すぎるので、そこへの反発も極端に映るかもしれないけれど、これは僕たちも日常で味わっている光景なのだと思いました。

僕たちが生きているのは、確かに“地獄”なのかもしれません。

僕たちは自分のやりたいことと社会との間で、うまくバランスを取るという課題に日夜神経と体力をすり減らしています。それ故に病むこともあります。

そこに疲れることを避けるならば、むしろ無気力の方が楽かも?‥と考えてしまいそうになります。しかし、抗ってこそ!と奮い立ってこそ生きることなのだとこの作品から教えられました。

明日からまた生きよう!

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ホシ☆ケン

2.0エンドレスワルツ

2024年1月7日
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主演者の好演熱演含め想定内。
天才(なのね?)もせめて社交的なら良かったね、
だけ。
森田「ハル」な大喜利回答のポエムな開示はバカリ堀健秋山西田のIPPONガチバトルに劣る巧いね程度の低調。
これ致命的。
若松エンドレスワルツが既に在る世にコレを撮る意義は?
菅田は良い。

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きねまっきい