劇場公開日 2024年1月5日

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笑いのカイブツのレビュー・感想・評価

全174件中、1~20件目を表示

4.0泥臭くカッコ悪く最後まで往け!!

2024年1月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

 岡山天音さん、仲野太賀くん、菅田将暉くんと大好きな俳優さんが揃って3人もご出演とあって、昨年末から公開をとても楽しみにしていた作品です。
 ハガキ職人のツチヤタカユキさんの実話くらいの浅い知識で鑑賞しましたが、十分に見応えがあり、今年の映画第1作目として大変楽しめました。天音さんは、人間関係不得意で笑いに取り憑かれた鬱屈不安定な主人公を見事な憑依的演技で快演。まさにカイブツ…。待ちに待っていたピンク髪の菅田くんは、中盤に登場し出番こそ少なかったですが、大事な役どころで存在感がもはや眼福。主演でもなくこういう役どころの菅田くんは、大変力が抜けていて観ていて気持ちいい。そして仲野太賀さん、どんどんいい役者さんになられてお父様もきっと喜んでいることでしょう。
 私の目的としては、大好きなこのお三方の演技を堪能したという時点で既に合格点なのですが、ストーリー的に見るとなかなか重たいお話ではありました。実話ということもあり、サクセスストーリーなのかと思いきや、最後まで鬱屈としていて希望はない。映画用に体裁よく整えられたラストのある物語とは違い、私たちは現実を思い知らされる。
 成功とは、運を掴んだ者だけに与えられるものなんだと。チャンスは等しく誰にでも与えられる。人生の大事な局面では、助けてくれる人も現れる。大切なのはそれに気づくこと。そして掴もうと必死にもがくこと。そして最後まで決して諦めないこと。
 鑑賞後、原作本やツチヤタカユキさん、モデルとなった芸人さんについて調べました。その上で思うのは、主人公の才能を信じて応援してくれる人がいることを忘れずに、最後まで泥臭くカッコ悪く闘い続けてほしいということ。本作が映画公開となったことは、不器用にこの世の中を生きている人たちの光となるのかもしれません。主人公の今後の生き様こそが、本当のこの映画のラストになるのだと応援して見守っています。

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ななやお

3.5“カイブツ役者”岡山天音さんの狂気が主演作で開花

2024年1月5日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

興奮

 まさに“カイブツ”。「伝説のハガキ職人」と呼ばれた実在するツチヤタカユキ氏を演じられるのは、役者・岡山天音さんしかいなかったではないでしょうか。単なる奇人か、稀代の天才か―。笑いに取り憑かれた男ツチヤを、岡山さんがその役に憑かれたように演じ、痛いほどに純粋で激しい生き様と魂の叫びが観る者の心に突き刺さってきます。

 本作の岡山さんの演技は、これまで主に主演作で演じてきた役のひとつの到達点であり、そしてその殻を突き破って“カイブツ役者”の狂気が主演作で開花したと言える演技をスクリーンに叩きつけています。役を突き詰め、役に追い込まれて演じたことが伺えます。

 自分に嘘をつけず、“やるだけやって、燃え尽きたらそれまでじゃ”という生き様は、何者かになりたかったすべての人の心を震わすに違いありません。

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和田隆

3.0人間関係不得意

2025年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 私事で恐縮ですが、映画を観て中学生の頃を思いだしました。当時、お笑いフォークデュオのあのねのねが流行っていたこともあって、レコードが貰える懸賞に「赤とんぼ」の替え歌を投稿した。なんと、全国で2人だけしか当選しない懸賞でレコードを貰えたのだった・・・あぁ、懐かしい。5通くらい投函したのですが、何を書いたのかさっぱり思い出せない!

 さて、アレマ侯爵というペンネームでテレビの大喜利番組にネタを投稿し続けていたツチヤタカユキ。やがて実力が認められて番組内レジェンドとなり、お笑い劇場の作家見習いとなった。1日に2千本のネタだとか、書きためたノートの数が凄まじい。トカゲ、ベーコンズ西寺などと彼の才能を認めてくれる人も現われ、大坂から東京へ。

 やはり彼のコミュ障が災いしたこともあり、人間関係がギクシャク。はっきりと言葉には出てこなかったがゴーストライターの話もあったのだろう。死ぬことまで考え実行しようとしたツチヤ。果たして彼の能力がどこまでのものだったのか、さっぱり分からない。実際に喋って笑わすところがないので不明なのだ。

 終盤、汚職政治家ネを路上で披露しているの若手芸人が良かった。その直後に川に飛び込んだツチヤだったけど、そのネタが彼を変えたのだろうか?政治ネタや世の中の風刺を得意とする芸人は少ない。というか、表に出てこない。実際のツチヤタカユキがどんなネタを提供しているのかさっぱり分からないけど、もし社会派なネタを創作しているのであれば評価したいなぁ。

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kossy

2.0電波2本とさせて頂きます

2025年10月16日
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鑑賞方法:VOD

笑える

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あの巨匠!安岡 遊次郎

4.0岡山天音すごい…

2025年10月9日
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鑑賞方法:VOD
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8716

1.0何を見せられた?

2025年10月9日
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鑑賞方法:VOD
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にあ

3.5ツチヤも辛いだろうが、見るコチラもメチャ辛い‼️

2025年10月8日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

正直言って面白かったのは、
ラストのベーコンズの漫才シーンの7分だけ。
ここは笑った、面白かった。
でも構成のところには、氏家と下にツチヤタカユキの名前。
氏家は先輩作家さんだよね。
ちょっと複雑な気持ちになる。

ツチヤの七転八倒をひたすら見せられる映画。
やや拷問に近く、「笑い」からは程遠い内容でした。
辛かったです。
笑いの台本、大喜利ネタを一日24時間中、48時間苦悩して
考えている若者=ツチヤタカユキ。
15歳から5年もラジオの大喜利コーナーに大量にハガキを
出し続けて、ついた名前が
《伝説のハガキ職人〉
とにかく笑い以外に脇目をふらない。
他には何もしない・・・こんなんで良いわけがない。
病んでるようで不気味だ。
ツチヤ役の岡山天音は命懸けの熱演でした。
カイブツの片鱗はみえたかも。
投稿ハガキを
選考するベーコンズの西寺(仲野太賀)が、ひたすら暖かい人で、
仲野太賀が存在しなければ、長時間の鑑賞はキツかったですね。
幼なじみのピンク(菅田将暉)も出ていたけれど特に印象には
残らない。
松本穂香も特に恋人ってわけではない。
ショッピングモールのフードコートの売り子さん。

お笑い作家は、こんな狂気をもつほど自分を追い込むとしたら、
大変な仕事ですね。
吉本芸人の世界を少しだけ覗ける映画でした。

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琥珀糖

4.5好きなことのために生きる人の、生きづらさと熱

2025年10月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

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あんずちゃん

4.0ツチヤが笑わせたい人は

2025年10月5日
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つとみ

1.0人間関係不得意

2025年10月1日
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鑑賞方法:VOD
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odeonza

3.5さいごのシーン

2025年9月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

しょーもな
これが全てに言える

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misato

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年1月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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ネコノケ

4.0岡山天音

2025年1月24日
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泣ける

笑える

楽しい

の怪演がとにかくたまらない。
あとラジオ好き、お笑い好きにもたまらない。
菅田将暉と仲野太賀の演技もよい。
たまに見たくなる、大好き。
トカゲが粗品っぽい

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凸子

3.0人間関係不得意

2025年1月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

努力家で天才で、
ただ面白い事を追い求めて。
だからこそ、ぶつかる壁。
しょーもない笑いだけど、されどお笑い。
お笑いに救われる人がしょーもない世の中に沢山いる。

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上みちる

2.0微妙な作品だ。 主人公は大したセンスもないのに自分のこだわりを譲れ...

2024年11月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

微妙な作品だ。
主人公は大したセンスもないのに自分のこだわりを譲れないところが残念。
ただ、ネタ作りに対する熱量だけはかなりのものがあり、そこは「カイブツ」かもしれない。
人付き合いは苦手かもしれないが、周囲には良い人が何人もいるという印象。

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省二

4.0オードリーANNファン必見

2024年10月8日
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鑑賞方法:VOD

何かめちゃめちゃ不器用なんだけど、何故か共感してしまう。そして、何故か涙が…。

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6k9k

3.0岡山天音の本気

2024年10月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

岡山くん仲野くん菅田くんが凄く良かった!
だけど見て解れ的なストーリー苦手だ

自分らしく生きる時代だけど、生きにくい人が増えてきた時代でもあるな…と思いました

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椿

3.5面白いしキャストもいい

2024年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

がやり過ぎ感が否めない。

天音さんだからこそ、あんなに狂気の感情を出されるとちょっと引く。

あれだけやり過ぎても人が関わってくれる魅力は感じられなかったからファンタジーだなーと思った。

やり過ぎているから評価が高い部分もあるだろうけど

ひく。

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ボタもち

3.0笑わない人が作る笑い。。

2024年7月22日
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鑑賞方法:映画館
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はりー・ばーんず

3.0岡山天音のサイコパス感、仲野太賀の安心感

2024年7月2日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。
2024年1発目の映画としては重かったです。

実際、一つの才能だけが飛びぬけて、その他のこと全てが苦手という人はいるのでしょう。
生きることが極めて難しいですが、何とかその道で生きているというのは幸運かもしれません。
岡山天音のサイコパスっぷりが凄すぎて観ていて辛かったのですが、仲野太賀が画面に映るとホッとしました。

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Kazu
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