「ミリタリー好きな少年だった私が今戦争映画を観ると」1941 モスクワ攻防戦80年目の真実 いなかひとさんの映画レビュー(感想・評価)
ミリタリー好きな少年だった私が今戦争映画を観ると
中学生から高校生時代、軍事好きで戦争映画を割とみていた。50年近い年月を経て、現在の私が戦争映画を観ると、ただ虚しい思いがするだけである。この映画が悪いとは思えないが、戦争の愚かさが募るばかりである。ドイツとソ連の闘いの背後には、ヒットラーとスターリンがチラチラする。補給線を無視したドイツのソ連侵攻は、無益な闘いだった。
戦いで戦死した兵士はまだいい方だ。日本人の兵隊は、戦病死や餓死で亡くなった方が多いと聞いた事がある。それに、今は戦争の形態が変わり、国家間の戦争を描く意味があるのかなとも思う。
私ならソ連から撤退する惨めなナチスドイツを描きたい。
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