劇場公開日 2021年11月12日

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信虎のレビュー・感想・評価

全53件中、41~53件目を表示

5.0リアル時代劇

2021年11月13日
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鑑賞方法:映画館

知的

とにかく寺田さんの演技が凄いです。ネタバレになるので多くは語れませんが。監督ありきで見て安心。音楽もさすがです。歴史好きバカがこだわり抜いたかも的な要素あり。どんな角度でも面白い(笑いではなく)一見の価値あり。

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SAKURA

3.0【”真に武田家の行く末を案じていたのは誰であったか・・”武田家存亡を歴史的に”暴君”と言われてきた信玄の父、信虎視点で描き出した戦国時代歴史映画。有り得ない話ではないなと思った作品でもある。】

2021年11月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

5.0戦国クラスタにおすすめ

2021年11月13日
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鑑賞方法:映画館

平山先生の『武田三代』を拝読し、すっかり武田ファンになってしまった私。
先生監修の映画、やっぱり一味違います……!
信玄没後の武田家の運命をじっくりと描いた、ここまでやるか!となるスケールの大きさ。
刀剣や茶道シーンも出てきますので、その方面のクラスタの方も観てみるといいですよ~

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梅花

5.0これまでのリアルとは違うリアル

2021年11月13日
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知的

冒頭から「何が言いたいんだ?」と思った。
前半はそんな感じで物語に置いていかれないようにするのに必死だった。
ただ淡々と時が流れていく中に身を任せていく内にふと気づいた。
「自分は今あの中にいる。」「リアルな戦国時代を目撃している。」
重厚な音楽。誇張されていないリアルな音。流れるように自然なカメラワーク。
評定のシーンで普通のトーンで交わされる会話は、きっとその当時、実際にこんな感じだったんだろうなと思わせてくれた熟練の俳優陣。
今までの時代劇とは全く違うコンセプトで作られているのがありありとわかった。
物語の登場人物と時を共有した2時間15分。短かった。
もう一度見ようと思った。
今度観る時は、さらに彼らとの時間を堪能できる気がした。

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れおから

5.0勝者の歴史の陰に見えてきた武将像

2021年11月13日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

信玄公生誕500年ということで、甲府の地で観てまいりました。
武田家三代フリークの小生としては、あまり語られることのなかった信虎の後半生、武田家の行く末を描いてくれて感謝感激の限りです。
主役の寺田農氏の眼力も、まさに「原作通り」。
いやぁ、製作陣には感服、感服。

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深川和彦

3.5なかなかスポットの当たらない信玄の父の物語は興味深い

2021年11月13日
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最初こそ登場人物の名前と、用語の漢字を教えたいのかやたら右に文字が出てきて気になるのと、「そこカメラ動かす意味ある?」という謎のカメラワークは気になりましたが(そんなぐるんと回って映すシーンか?とかなんで今手元映したのとか、おい歩いている人の腰映してどうすんだとか)信玄の父の晩年を描いた所は興味深く観られました。追放されたところまではなんとなく知っていましたが、その後も健在だったのですね。

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ガゾーサ

4.5映画館で見た方が良いかも

2021年11月12日
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鑑賞方法:映画館

最初は粛々と歴史上の事実を綴った感じでしたが、三谷幸喜作品のようにスロースタータで尻上がりに面白くなる作品。

登場人物が多かったので、字幕があって助かった。とはいえ、メインの役者さえ理解していれば、多少脇役がわからなくてもストーリーに入り込めるし、イメージしていた歴史上の人物とさほど違和感ないキャスティングだったので、すんなり世界に入れた。

大河ドラマのような音楽はすばらしく、雄大な雰囲気を醸し出していた。

信虎晩年を描いた作品のため、合戦シーンが少なかったが、印地打ち(投擲衆)が登場するなどリアルさを感じた。ほかにも細部の小道具や流血のシーンなどにリアルさを求めていることが感じられたので、見逃した随所にも注目し、再度見てみたい。

次作は信虎の前半生を描いてほしい。

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sign

5.0彼が笑っている

2021年11月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

甲府駅北口に像がある武田信虎公。
南口にいる信玄公と比べると知らないことだらけだったので、映画での人物像に興味がありました。

戦国時代に疎い私にも見やすい作品でした。
パンフレットの寺田さんのインタビューでは「わかりやすくなり過ぎてしまった」との言葉がありましたが、これはむしろ助かりました。
歴史物であることに加えて、ほぼ想像に任せるとか、解説が最小限とかだったりしたら、映画慣れしていない私は最後までついていけなかっただろうと思います。「字幕」もとっても助かりました。用語を知らないとセリフも聞き取れなくなりますから、初心者が躓く要素を減らしてくれた字幕には感謝です。

四季が現れた景色が素敵です。妙覚寺というお寺はとてもきれいな所ですね。
全体的にリアルにこだわった印象があり、流血シーンはそれなりに怖かったですが、所々に笑える所や驚くような要素が入っていて楽しい映画でもありました。
岡島百貨店で見た黒いポスター、どうして北斗七星が描いてあるんだろうと気になっていました。ただのデザインにしては・・・妙な感じでしたから・・・。

おサルの「勿来(なこそ)」ちゃんは期待通りとっても可愛かったです(クリアファイルになっていたのも嬉しいです)。この子が動くたびに他のお客さん達も楽しそうに笑うのが聞こえてきました。でもおサルさん以上にざわついたのは、お菓子が出てきたシーンです。一番ザワッとしたのでびっくりしました。

周りのお客さん達の年齢層が比較的高めだったので、私が「あれっ」と思ったような小ネタには反応が鈍かったです。それもちょっと面白かったです。

それから、観る前は全く予想していなかった「倒せないラスボス感」というものを味わいました。
ラスボスと言うとまるで悪い人みたいですが、見た瞬間に浮かんだ表現がそれです。

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ソルダム

5.0エンターテインメント性と時代考証の「せめぎ合い」

2021年11月6日
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シリーウォーク

4.5歴史の再認識を促す映画

2021年10月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

知的

これまでの武田信虎の評価や戦国大名武田家の認識を見直すきっかけを与えてくれる映画である。信玄が唯一無二の存在として、山梨県では度々もてはやされ、神格化されてきた。しかし、武田家を信玄のみならず、信虎、信玄、勝頼の営みの中での変革を理解することの重要性を訴えているように思う。
歴史好きな方なら大いにハマれるだろうが、新しい演出好きな若者には少し硬派で意見が別れるだろう。だが、あえて硬派なイメージで作ろうとするあたり、偉人への尊敬の念と歴史映画制作へのこだわりを感じる。脚本や演出、俳優の演技や音響、小道具、大道具など大河ドラマと遜色なく、それ以上とさえいえる仕上がりだろう。

ただし、パンフレットの寺田さんのコメントにもあるように、丁寧さは確かに大切だがやりすぎるとしつこさを感じることもある。また、情報量の多さから、かえって混乱してしまう人もいるかもしれない。この点は改善の余地として、ミヤオビピクチャーズの次作に期待したい。

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もりやまそうたろう

4.0当時の世界観出しつつフィクション性高かった

2021年10月24日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

今までスポットが当たらなかった武田信玄公の父信虎の話との事で期待して見に行きました。

話は柳沢吉保の回想録のような形でスタート。回想録は信玄公が倒れたところから始まる。信玄公にあとを頼まれたと思い込んだ信虎は、家督を継ぐべく娘と十数名の家臣を連れて甲斐国に目指すが、信濃国で孫の勝頼や信玄・勝頼の家臣団にはばまれる。その間織田の勢力が増し、勝頼の当主としての器量の限界を感じた信虎は家督より武田家存続を目指し、天寿を全うする。

というのが大まかな話。

血がリアルに吹き出たり、公家の娘の顔作りが当時を再現してるのは最近の戦国ドラマではあまりみないかな。
戦闘シーンは関所突破シーン、忍者との戦闘、天目山とそこそこあります。信虎の方針転換した辺りからフィクション性が高くなります。

観客の年齢層は高く、そんなに若い方ではない私が一番若かったかなって思ったくらいです。

歴史知らない人でも途中字幕や地図や説明が入るので置いてきぼりにはならないと思いますが、登場人物が多いので、ある程度知識がないとどれがどの人か分からなくなるかも。

最後にまさかのあるネタをぶっ込んで来て思わず笑ってしまいました。この年齢層にこのネタ分かるのかな。

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たかぽん

5.0信虎の最晩年を描いた作品

2021年10月22日
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興奮

知的

信虎の半生ではなく、最晩年を描いた作品。
字幕が多用されていて、丁寧に説明しようとする意図は感じた。
信虎と勝頼の対峙の場面は、特に見せ場になっており
各人物の葛藤が画面から伝わってきた。
私もそこそこ歴史には詳しいのだが、
歴史ファンなら分かる細かい部分にもこだわりがあったのが
時々発見できるのはうれしい。
音楽も大河ドラマのような雄大さで、
場面場面で効果的に使われているのは評価したい。
字幕などはゆっくりと確認出来なかった部分もあるので、
後でDVDなどでゆっくりと鑑賞したいと思った。
そういう意味では、二度楽しめる作品なのではないか。

ネタバレになるので詳しくは書けないが、
信虎のある能力…に注目。

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tony