「キャンディマンの矛盾」キャンディマン ホラー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
キャンディマンの矛盾
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タイトルから飴を配る殺人鬼というインパクトが強いのに、実は白人に虐殺された黒人達の具現化、集合体のようなもの。
キャンディマンの皆がみな、飴を配るわけではないらしく、???と混乱した。
昔は黒人が迫害されたのだろうが、現代では成功している黒人も多い。アンソニーは成功者であるのに、生贄に選ばれたが故に全てを喪い、殺人鬼キャンディマンへと成り果てる。
迫害から生まれたキャンディマンなのに、アンソニーは成る理由がない。単に前のキャンディマンに選ばれたというだけで、黒人が黒人を苦しめるなら、キャンディマンは存在する意味がない。
ストーリーが矛盾してるので、混乱する。
ホラーに整合性を求めるのは、無意味なのかも。影絵を効果的に使う映画の雰囲気は好きだし、監督の人種差別を訴えるテーマはシンプルに伝わった。
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