「けっこうよかった」キャンディマン 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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美術の世界とホラー、黒人差別が嚙み合っており、美術のいやったらしい側面が感情を掻き立てる。もっと嫌な人物が現れて惨殺されてほしいほどだ。
主人公の右手がどんどん悪化しているのになかなか医者に行かない。行ってもさっぱり治療しないし、アメリカの医療制度のせいで料金がバカ高いからなのだろうか、しかしそんな描写はない。そもそも裕福そうな連中だ。
けっこう面白かったのだけど、応援したくなる登場人物がいない。
キャンディマンが鏡の中しか見えなくて、ガラスにうっすら映った感じもかっこいい。
映写機の光量のせいか画面がやたらと暗かった。
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