「純粋にホラー映画として楽しむのが良いかも」キャンディマン 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
純粋にホラー映画として楽しむのが良いかも
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シカゴの黒人労働者層が多く住むエリアに伝わる都市伝説を元にした話ということで、人種差別への抵抗という裏テーマがあるのかと思いきや、そういうメッセージ性は薄い。
鏡を見て、その名を5回唱えると現れて、鍵爪で首を掻き斬られるというのは“いかにも”という感じだが、反面で壁裏に隠れて過ごして子供にはキャンディを渡す優しい面も持ち合わせるというギミックは必要なのか?
鏡がキーアイテムになっているということを示すために冒頭のタイトルロールから反転させていたりする演出も内容の陳腐さを予感させるようで、逆効果じゃないかな?
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