「こんなバカバカしい映画初めて観た」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて 冒険王さんの映画レビュー(感想・評価)
こんなバカバカしい映画初めて観た
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映画冒頭、日本一暑い街である埼玉県熊谷市で綱引き大会が行われ、これまた日本一熱いライバル関係である大宮VS浦和が戦うことになりこのままでは熱さで死人が出るのではないかと埼玉県知事が心配するシーンで始まるのだが、舞台はいきなり関西に移るのである。監督からミナミの帝王みたいに喋れと指導されたような片岡愛之助演ずる大阪府知事の吉村徹、神戸と芦屋にしか人が住んでいない兵庫県知事の藤原紀香そして「洛中以外は京都じゃない」と言いながら京アニや任天堂や宇治茶など京都が誇るものはすべて洛外にある京都府知事の川崎麻世が関西を牛耳ってるのである。歯向かうものには甲子園球場の地下に幽閉され口いっぱいにたこ焼きを詰め込まれ窒息させるという酷い拷問を受けるため杏さん率いる滋賀県有志が抵抗する物語である。
そしてクライマックスの世界征服を狙う大阪府知事が東京を粉まみれにして壊滅させようともくろむ場面の映画史に残るようなバカバカしさといったらホンマ怒るでしかし!
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