「阪流ブームと白い粉」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて uzさんの映画レビュー(感想・評価)
阪流ブームと白い粉
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武蔵野線と、しらこばと水上公園の誕生秘話でした。
前作よりスケールも、テンポも、そして各県への愛のあるディスりも全てパワーアップ。
スピード感があり過ぎて拾いきれません。
誰もが知ってるベタなネタから、「そうなの!?」と驚くマイナーネタまで目白押しです。
関西弁を喋ると何故かしゃくれるGACKTや、「煮るなる焼くなり、抱くなり」などご当地ネタ以外も笑える。
出身地対決はしっかり引き継ぎつつ、新たな趣向も加え、なおかつ引っ張りすぎない。
更にはタワーの話を伏線にするなど脚本が上手い。
あれはミサイルというよりロケットだし、宇宙に行く意味はないが、ツッコミは野暮。笑
画質浮きまくりの鳥人間コンテストはズルい。
役者陣が楽しそうなのも良い。
継続キャストは勿論のこと、佐倉綾音にも似た杏のダミ声が素敵でした。
藤原紀香は、片岡愛之助との夫婦設定や出身地対決での産地偽装疑惑などメタネタ満載。
現代パート朝日奈央がほぼいつも通りなのも逆にいい。
豪華キャストがそこかしこに散らばってるのだが、出過ぎずアクセントに徹しているのも素晴らしい。
滋賀の自己犠牲には何故かうっすら感動させられるし、とび太に敬礼したくもなる。
大阪を悪役で終わらせずに最後少し上げるところはあざとくもニクい。
次回があれば是非、我が出身の福岡や、今や地元の神奈川も大いに絡めていただきたい。
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