PITY ある不幸な男のレビュー・感想・評価
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映画観ちゃった、こっちの方が不幸だよ
全然面白く無いし、気持ち悪いだけ。2021年、ワースト映画の一つであることは間違いない、多分。
もしかして「PITY」って、「退屈」って意味かと思って、観てたけど、「お気の毒」って意味だったか。
ほんと、同士の皆さん、「お気の毒」でした。
幸せとは? 自分を満たすこと?一度味わってしまった刺激が忘れられ...
幸せとは?
自分を満たすこと?一度味わってしまった刺激が忘れられず、刺激を求め無理やり自分から手を下す。
心配される、同情される。それが、されたいに!
麻薬にハマる様な〜 感覚なのだろうか。
流れよわが涙、と弁護士は言った
長い昏睡とリハビリを乗り越えた妻が夫に情を求めた時 この男に感じていた違和感が明確に表出する
どこか人間的に稚拙さを漂わせる主人公との対比を際立たせる成熟した魅力に溢れた女性キャスト
手段と目的が入れ替わり混乱する滑稽な男の顛末
観客が気にかけていた事が劇的に解消される終幕にニヤリ
タマネギで充分です。
事故で嫁が危篤状態にあることを同情されることに悦を覚えてしまった男の話。
悲しみに浸り、大丈夫ですか?やお気の毒にと心配されることを待つ男。
そして嫁が奇跡的に復調をしたことで、それが味わえなくなって…。
もの静かで言葉数の多くない男の心情を、字幕の補足的解説を織りまぜながら淡々とみせていくけど、これってコメディですよね?
言いたいことは判るけれど、常に少し先が読めてしまうしテンポもまったりだから冗長でしかたない。
オチにしても概ね二択な訳で、あーそっちねという感じ。そしてそのまま終了ですか…自分には合わなかった。
ある不幸になりたい男 が正しいかな
内容全く知らず、ポスターだけで不穏な空気を感じながら鑑賞。
前半は認めたくないけどまぁ共感できるんだよな、と気まずい気持ちで主人公を眺めていたのですが、途中からあれ、これコメディなのか?と思い、あるシーンでは爆笑してしまいました。その後想像通りの結末へ突き進んでいくのですが・・・。
ちょっとラストシーン一つ前のカットの意味が分からず、そこだけモヤっとしています。
映画始まってから終わるまで一切変わらない主人公の表情は今日夢に出てきそうで憂鬱です。
なんか心に引っかかる映画という事で星多めです。
ただ主人公に一言だけ言いたいのが、いやお前そういう時こそ映画観ろよ!
Shout at the 主人公
最後のオチが残念。主人公の狂気の先が予想の範囲で面白くない。トラウマになりそうな惨劇か、斜め上をいく笑いで驚かせて欲しかった。
何度も寝落ちしたくらい退屈なシーンが続くが、ときたま目を見張るような面白いコメディが登場する。一番笑ったのは、主人公が秘書と一緒に殺人現場を再現するくだり。大音量のメタルミュージックをバックに秘書がハイトーンの叫び声を上げ続けるんだけど、ここは間違いなく5億点。主人公が、この秘書にハグしてもらうところもいい。身長差に思わずクスッととくる。
他にも、奥さんが死んだ時のためのレクイエムを息子に歌って聞かせるところもシュールで笑った。
なんか惜しいよね。何かが加わったら傑作になりそうな気がするんだけど。
奇跡を受けとめられないオジサン
ギリシャのお家、各部屋、病院、オフィスが素敵だった。壁も床もドアも窓も家具もリネンも絵画も食器も美しい。ギリシャの朝食もイタリアみたいに甘いのなんだ。海も空も緑も美しい。
「テーラー」が好みだったのでギリシャの映画ということで見た。同じ南欧でオリーブオイルと海がある国でもスペインやイタリアとも違って、ギリシャの人は物静かで寡黙であまり群れない気がする。松脂入りのワインやウーゾという面白いお酒もあるギリシャ料理は美味しい!
人からの同情や賞賛や共感を一身に受けたい人っていますね。でもある事柄が原因のようにも思うので、妻が昏睡状態になる前の彼はどんな人だったか知りたい。定期的にスポーツする友達もいるし父親とも仲良さそうだし。
繰り返し流れる息子のピアノ練習曲ソナタ!自分には悪夢だけど懐かしかった。ある映像にかぶせられたカール・ベーム指揮のレクイエムは重厚かつ大袈裟な演奏でとても効果的で笑えた。音楽と映像の合わせ方は他のシーンでも面白かった。
スーツ一式のクリーニング代が42ユーロって高い❗️ギリシャより物価が安い日本って大丈夫?!
変わったストーリー
息子とそこそこの家に住み、礼儀正しく、身だしなみも整った弁護士の男性は、不自由の無い暮らしを送っているように見えていたが、彼の妻は事故で意識不明の状態で入院していた。彼は、妻を思ってベッドで泣く事から1日が始まっていた。そんな彼の境遇により、周りの人達から同情され、ケーキの差入れをもらったり、親切にされ、それが彼の心の支えとなっていた。ところが、妻が奇跡的に目を覚まし、自宅に戻ってきたため、悲しみに暮れる日々や同情が得られなくなった。
同情を得られなくなった男は、息子のピアノの調律を乱し普通に弾いてもおかしな音にしたり、飼ってた愛犬をボートで沖に投げ置いたり、自分の父や妻を殺すという狂気の暴走を始めてしまった、という話。
前半は同じことの繰り返しで退屈な話だったが、妻の意識が戻ってから急転直下、激動の変わったストーリーを観る事になり驚きだった。
主人公がとにかく無表情で不気味だった。
途中で何度か入るBGMの曲が大音量でうるさかった。なんとかならないものかと思った。
原題のPITYって英語なら、残念、って意味なんだろうけど、ギリシャ語?ポーランド語?なのかな?どういう意味なんだろう?
もう少しわかりやすいものを求めてはダメですか?
代理ミュンヒハウゼン症候群とは、自分に周囲の関心を引き寄せ、自らの精神的満足を得ようと障害行為におよぶ精神疾患。たまに映画やドラマ、世界の事件簿みたいな形で取り上げられることも増えきたので私も知るところとなった。
本作の主人公は、妻が事故にあって昏睡状態という設定。そりゃ周りは同情するし、彼を励まそうともする。でも奇跡的に妻が意識を取り戻し健康体に戻っていく。でも、それは彼にとってハッピーな流れではなかったというお話。まさに代理ミュンヒハウゼン症候群のお話だ。
そこから主人公の男がどのように狂っていくのかがこの映画の肝のはずなのになんだかボヤッとした描写。大きめの音楽がグワァーン!って鳴るのがその象徴的なシーン?わかりづらいのよ。
主人公家族の名前が全然出てこない(覚えていない)。覚えてるのはクッキーという犬の名前だけ。ラストシーンも含めて、そこらへんに何かしらの意図があったのかもしれないがまったく伝わってこなかった。色々と面白いシーンもあっただけにもったいない。
すっごく変‥
『ロブスター』『聖なる鹿殺し』のエフティミス・フィリップ脚本作
この2本はすごく面白かったので見てみた
「昏睡状態になってしまった妻を見舞う夫」という状態に精神的に恍惚感を感じてしまった男の話‥
うぅー??変な話だったなあ。
共感もなんもできないし、主人公、最初から狂ってたんじゃないかな?
すごく淡々とした静かな映画だけど主人公の男の感情が動くと爆音で音楽が鳴り響く‥
うーん?この脚本家らしいすっごく変な作品‥
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