「変わったストーリー」PITY ある不幸な男 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
変わったストーリー
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息子とそこそこの家に住み、礼儀正しく、身だしなみも整った弁護士の男性は、不自由の無い暮らしを送っているように見えていたが、彼の妻は事故で意識不明の状態で入院していた。彼は、妻を思ってベッドで泣く事から1日が始まっていた。そんな彼の境遇により、周りの人達から同情され、ケーキの差入れをもらったり、親切にされ、それが彼の心の支えとなっていた。ところが、妻が奇跡的に目を覚まし、自宅に戻ってきたため、悲しみに暮れる日々や同情が得られなくなった。
同情を得られなくなった男は、息子のピアノの調律を乱し普通に弾いてもおかしな音にしたり、飼ってた愛犬をボートで沖に投げ置いたり、自分の父や妻を殺すという狂気の暴走を始めてしまった、という話。
前半は同じことの繰り返しで退屈な話だったが、妻の意識が戻ってから急転直下、激動の変わったストーリーを観る事になり驚きだった。
主人公がとにかく無表情で不気味だった。
途中で何度か入るBGMの曲が大音量でうるさかった。なんとかならないものかと思った。
原題のPITYって英語なら、残念、って意味なんだろうけど、ギリシャ語?ポーランド語?なのかな?どういう意味なんだろう?
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