「場面設定は「2524年」(約500年後)」コズミック・シン shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
場面設定は「2524年」(約500年後)
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映画「コズミック・シン」(エドワード・ドレイク監督)から。
レビューするのも躊躇うほど、酷かった人が多いはず。
タイトルの「コズミック・シン(宇宙の罪)」の意味もわからず、
場面設定が「2524年」で、計算すれば約500年後のことなのに、
ほとんど、今と変わらない状況なので、笑うしかなかった。
今から500年前の1500年代と、今の生活が変わらないなんて
誰がイメージできるかってことなんだと思う。
「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリスが主演しようと、
宇宙関連の映画に、88分という時間の短さでは表現できないし、
あまりに設定が雑に作り込まれていて、入り込めなかった。
えっ、ソンビ?と思わせるような設定や、
どこかでみたような「私が接近し自爆して破壊しよう」的発言が
さらに予算の少なさを匂わせていた気がする。
「高度な文明を持つ異星人との攻防を描いたSFバトルアクション」
そんな解説にも、ケチをつけたくなる。
「言語と違って、数字と物理は宇宙共通よ」とか、
「死ぬなんて考えたら、殺しますからね」など、
一部分では面白いセリフもあったけれど、
やっぱり、場面設定に無理があるよなぁ・・と思い、
冒頭に映し出された「2524年」を気になる一言に選んだ。
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