「魔の英監督ペース」映画 おそ松さん やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
魔の英監督ペース
競馬分からない人ごめんなさい。
昔は魔の桜花賞ペースって言われてましたよね。
あんまり関係ない話すると怒られそうだから、説明はしません。
それでね、英監督って、『あさひなぐ』とか『映像研には手を出すな!』、『ぐらんぶる』や『賭ケグルイ』等、大人数を捌くのが巧い印象なんですね。
多くの登場人物に見せ場をちゃんと作る感じで。
その分テンポが速くなるんだけど、その勢いに乗れると凄く楽しめるの。
そして、この作品もテンポが速いんです。
今作もそれなりに楽しめたんだけど、いまいち流れに乗りきれませんでした。
それで、スノーマンさんもアクションシーンや恋愛映画的な部分、それに笑わせる所も、しっかりと魅せてくれたと思うんです。
だけど全体的に見ると、速いテンポとスノーマンさんは、相性が良くない様に感じちゃいました。
それから、トト子を演じた高橋ひかるさん、凄く可愛いんです。
だけど、高橋さんも速い流れが合わない気がしました。
逆にチビ太役の桜田さんは、英監督のテンポに慣れている感じで、信頼されての配役なのかなと思いました。
そんな流れの速いこの映画の中で、一番の輝いていたのがハル役の八木さんだと思うんです。
勿論、役柄によるところが大きいでしょう。
彼女、大人数で忙しなかった『スパゲティコード・ラブ』でも存在感を示していたから、速い流れに適性が有るのかも。
なんて書いてみたけど、役者さんによって、テンポの適性が有るのかなんて、分からないですけどね。
ちなみに、パンフレットは820円だったので、アイドル主演映画にしては良心的な気がしました。
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