「おそ松さんファンが見ても最高!」映画 おそ松さん るかさんの映画レビュー(感想・評価)
おそ松さんファンが見ても最高!
原作おそ松さんのファンの者です。
同じおそ松さんのファンの方で批判などのレビューもあったのを見かけましたので、好意的な意見もあるよ!というのをお伝えしたいです!
まず、最初にアニメの絵が出てくれたところに原作ファンへの配慮を感じました……!
また、原作ファンなら感じるはずの「顔が違う(6つ子に見えない)のでは」「実写は無理があるのでは」そんな不安に応えるような、メタ発言やそれすら笑い(&本筋のキー的要素)にする脚本にとっても感動しつつ感心させられました。
おそ松さんワールドはギャグアニメかつ自己責任アニメなので、不安要素は笑いとネタに昇華して、全部おそ松さんにしよう!ともはや開き直る部分が、凄まじくおそ松さんらしい最高の脚本だなぁと思います!
原作のおそ松さんは、なんでもありのハチャメチャ展開で、着いて来れないファンは置いていくスタイルなのですが、「SnowManさんたちはジャニーズ……やっぱり誰でも楽しめる万人受けの映画にされちゃうのかな……」なんて思っていたのが馬鹿らしいほど、みんなを振り落とす勢いで走り抜ける映画でした!(しかも最高に面白い)逆に、すの担の方はこれに着いていけるの!?と不安になるくらいでした。
SnowManさんたちの6つ子、本当に最高の6つ子でした……!
勉強するおそ松なんて本編では見れないので普通キャラ崩壊する所ですが、向井さんが演じたのは間違いなくおそ松でしたし、チョロ松もホストになっても本当にチョロ松でしたすごい
十四松は乗り移ってました……憑依……
一松も本当にしっくり来ていて、最高でした……
トッティも可愛くて腹黒くて表情まで演じてくださって本当に面白く、カラ松もかっこいいアクションといつもの素のカラ松の二面性が表現されまくりでした!
一番最高だと思ったのは、エンド、クローズ、ピリオドの役割でした!
私を含め、おそ松さんファンは6つ子以外の登場人物に厳しいので不安があったのですが、3人は敵ではなく応援したくなるキャラでしたし、めちゃくちゃ面白くて、3人が違和感なくおそ松さんワールドに馴染んでいたように感じました!
細かいところまで原作に忠実だったなと思います。おそ松さんワールドを大切にして映画を作ってらえて嬉しかった……
実写化の成功だと私は思いました!
これでいいのだ!
追記なんですが、6つ子の解釈も私は全然大丈夫だと思いました……!
そもそも6つ子に正しいキャラ設定とかおそ松さんに関してはブレブレだと思っていますし、6つ子は私の中では人間なので、ある程度の性格以上の部分は常に揺らぎがある方が寧ろ生々しくて好きです……
振り切って演出してくださったんだと思います!
ちゃんと原作見てなかったらあの脚本は書けないです……だって、思い切りが良すぎますもん!笑