「選べぬ時代…」最後の決闘裁判 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
選べぬ時代…
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女性は結婚相手を。美男だがレイプ魔はもっての外だが、騎士としては優秀だが、どんぶり勘定だったり、聞く耳を持たなかったり、領主としては才能がない夫。妻を子供を生む道具としか考えず、妻一人、幸せにできない男が民の心も魅了できるわけもなく、粗野な男。夫の母親もこれまた最低でこの時代あるあるなのか。嫁姑は未だにそうかも。それぞれの事実が3者の視点で描かれ、所々異なる点が面白い。ジョディ・カマーが完全に他の演者を食っていて、ラスト子供といる映画唯一の幸せそうなシーンが母なる美しさを感じた。旦那がその後早く死んでくれて良かったなあ。再婚なんてもうこりごりだったのだろう。エンディングで実話ベースというのに驚くと共に、決闘裁判で負けたら火炙りということが何とも恐ろしい。他の映画と同様に得てして国王はアホっぽく描かれるが決闘裁判を命じた点は救い。心残りはベン・アフレックのもう少し悪役ぶりが見たかった。
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