「強く生きようとする女性の物語」最後の決闘裁判 ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
強く生きようとする女性の物語
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中世ヨーロッパ、男尊女卑の顕著だった時代に強く生きようとする女性の物語。
何かのインタビュー記事で監督が言ってた様に「羅生門」を意識する物語になってることからも、どの視点から描くかにより凄く印象が変わる物語の様に思いました。そのための3幕構成だったように思えます。
権力がなく負い目を持つ家系の子として成長した聡明な女性が、この時代にどの様に生きる選択をするのか?
その女性が愚直で世当たりが下手で感情の激しい男に嫁ぐことに。その中で起こる事件。
この時代に彼女の起こした行為は、この後の社会をかえるため一石を投じたことは間違いない様に思えます。
それにより今の社会が出来てるのだから。
もう一つ裁判により命を賭けて闘う2人の気迫が凄まじく高揚感を覚え、またその後の扱いの違いに考え深いものを感じました。
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