ディア・エヴァン・ハンセンのレビュー・感想・評価
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セリフの延長線上の歌声はgood。偽りのネット上の承認要求も現代風。ただ、今ひとつ物足りない。
心の弱い孤独な高校生の青年が、セラピストに勧められて、自分宛の手紙を習慣に。
それをプリントアウトしたものを、馴染みのない青年が奪い、イタズラでギブスに署名した直後に!自殺
あり得ないだろ、そんだけ元気ありゃ。
ツーか人の死、ましてや自分の息子の自殺に直面してだなぁ・・・
自殺した青年の両親が立ち直りが早すぎ。
手紙が死の要因、またはそれに触れているならば、事実関係に固執するのは肉親として当然だが
関係ない手紙なら、悲しみに打ちひしがれ、手紙などかまってられないし、精神ボロボロなはず
しかし、自殺して比較的すぐにもかかわらず、結構アッケラカンとしていて、取り乱していない。
物語としては予定調和の起承転結作品。主人公の心情もよくわかります。
音楽も良い。自然なミュージカル。
ただ、少し違和感が・・・
この映画中、そこそこの小金持ちの自殺したコナーという男子の家。食卓に盛られたリンゴやらオレンジやらブドウだはのフルーツが、いかにも当然の如く置かれているが、いちいち、さまざまなフルーツ常温で置かないでしょ
今時。冷蔵庫に入れるだろう、好きなフルーツだけ。なんかさりげなく置物のように置かれた
それが、この映画の若干の物足りなさ、嘘臭さを象徴している。
ミュージカル作品としてはパンチは無いが、自然な心の叫びが響き、なかなか良い。
現代のSNS全盛時代も、自分をありがまま信じ、他者のありがままを受け入れる。
そういった方向性はgoodです。嘘偽りを承認されたとて意味がないのは良くわかる
まあ良かれと思って偽の友人を演じたのは心情的にはわかる。
でも悲しみは悲しみとして自然に描こうよ。日本では「四十九日」と言って
その期間は喪に服し、悲しみを受け止めるんですよ。
ネットの拡散やクラウドファンディングは今風で良い描き方
しっかし、・・アメリカの高校って、むちゃくちゃショボいし、品が悪い。
まぁいいかねぇ。「君は孤独じゃ無い」というメッセージ性と自然な歌の導入で
秀逸。結構こういう作品、意外と客が入っていた。
カップルが目立った。いいんで無いの
今時。
ただただ、ベン・プラットがえらい
本当に、ただ、ただ、ベン・プラットがえらい映画。
歌うますぎ。なんなんだこの説得力。しかも、頑張って歌ってる感じなし。これ同録ならとんでもない化け物でしょう😱
そして、どんなに老いていても、この役をやるのはベン・プラットしかいない判断をしたスタッフもえらい。
本当によかった。
変なダンスやいらないエピソード、余計な有名人を増やすことなく、普通に映画にして貰えて。
本当によかった。
歌ってる途中にスポットあてたりせず、言葉より饒舌な伝えるための手段としての歌の扱いで。
でもさ、素晴らしい舞台はそのまま舞台を映画でいいと思うんですけどね。
全米は泣かないと思うが、私は散々泣かせていただきました。
もう一回見に行きます。
睡眠不足で観てはいけないミュージカルだった。
高校生のエヴァンは、コミニュケーションが苦手な奴。たまたま接点のできたコナーが死んでしまう。コナーのポケットにエヴァン宛の遺書があり、コナーの家族から彼の親友だと思われてしまう。実はそれは遺書ではなくエヴァンがカウンセリングの宿題で自分に書いた手紙だった。が、本当の事が言えず、友達だと嘘をついたところから話が始まります。本当の事が言えないまま、いろんな人を巻き込んで話が展開していきます。なんだかモヤモヤしっぱなし。やってる事はいい事かも知れないけど、嘘つきはダメでしょう。優しいからとか、気が弱いからとか、病気だからとか、次元が違うと思う。
感情が高まると皆んな歌い出します。シンプルなメロディに気持ちの良い声質。とても幸せな感じ。でも、ほとんどソロで顔のアップばかり、目線が字幕と顔を行ったり来たりで、飽きちゃって何度も落ちてしまった。
最後はハッピーエンドだけど、ネットで炎上しないのは???
始めから終わりまで切ない
冒頭部分のエヴァン・ハンセンからして切ない。 どのシーンでも切なくて、だけど登場人物の誰も悪くない。
まあ、嘘ついたんでしょと言われればそれまでだが「実は・・・」と言い出せなくなることはありますよね。
人が簡単に的にも味方にも転ずる、それも一瞬で、という現代の恐ろしさを感じつつ、それでも命は大事なんだからと改めて実感する作品でした。
エヴァン・ハンセン、命を絶たずにいてくれてありがとう。
孤独を感じない人間などいない
観客に伝えたいメッセージは明白・明瞭であり、それが歌に乗せて届けられるのでダイレクトに伝わる。エンディングクレジットの最後に、困ったら1人で抱え込まず相談先があるとあるが、自分は違和感を覚えてしまった。自ら助けを求めるには勇気が必要であり、その勇気を出せる人間と出せない人間がいる。ではどうすればいいのか答えは出ないが、まずは近くにいる人を大切にする事なのかな。
嘘の力
世の中のいったいどれだけがほんとのことで、どれだけが嘘によって固められたものが真実のように語られてるんでしょうね。
主人公の嘘はそりゃ許されないものですが、それで救われる人がいたなら、少なくともあの最も辛い瞬間救われたなら。。とか、主人公の孤独から抜け出したい思いとか、いろいろ考えると、嘘から得られる魔力にすがりたくなるのもわかる気もする。
にしても嘘つきすぎてから一気にキャラ変しすぎだろっていう気はする、笑。あんなしゃべれる能力あったら最初からあんなキャラになってないだろう、実際は。
スピーチのシーンはスタートは嘘だけど、後半は本当の自分の気持ち。あの部分に嘘はないし、だからこそみなに響く。たまーに孤独を感じちゃうけど、1人じゃない。
ベンプラット歌うまですねーいい声してます。素敵。あとはケイトリンデバーかわいかったー!!
ミュージカル映画以上の傑作
素晴らしい。ミュージカル映画だがシナリオの作り、キャストの配役、カメラワークどれをとっても良い。ラストに向けて問題解決していないと思うかもしれないが大味映画の無理やり感動に持っていくのではなく、素直に現実にありそうなラストもまた素晴らしい。
ミュージカル映画のラストはやはり見せ場の主人公達の大合唱かと思いきや。ラストの伏線ちゃんと回収して大号泣です。
一人でも大丈夫、でも決して一人ではない
『嘘から出た実(まこと)』が『瓢箪から駒』(思わぬ数の人たちに自己肯定感をもたらした)となり、真相が判明しても、これだけの人が救われたんだから、もういいよ、と全面的に赦され、彼女との明るい未来が示唆されて、あー、良かった❗️と安堵する。
という映画だと思ってました。
実際には、そう来るんですか、へー。
でした。
あくまでも私の〝思い込み+偏見⁉︎〟からの見解なので怒らないでいただきたいのですが、たぶんこのサイトでレビューを投稿して反対意見だろうがなんだろうがちゃんと受け止めますよ、とコメントフリーにしてる方々はみなさん、それなりに強い人だと思います。なので、この映画があまり刺さってこない、という人が多いとも思います。
ここでいう強さとは、何かや誰かと闘うことにおいて、という意味ではなく、〝一人でも大丈夫、でも一人じゃないんだよ〟ということを体験的に気付いている、ということです。
いつも友だちに囲まれているような人だって、自分の存在意義に自信がある、なんて人はほとんどいないと思います。自分の存在意義や存在価値を明確に認識できる人なんていない、そのことへの自覚があれば、致命的に心が折れることなく生きていけるし、そんな思いを持つ人は自分だけでないと知っていることで、決定的な疎外感とも折り合っていける。
映画を見て自分の思うところを文章で具体化しレビューを投稿する。そして、他の人のレビューを見て、人との違いを知る。それらの行為もまた、『一人で大丈夫だし、実は決して一人ではない』ことを知るよすがになっていると思います。
死にたいけど❓‼️、この映画を観て、生き抜くことにした‼️
私事で恐縮ですが、京都の行政機関でパワハラ受けてて自殺寸前でしたが、今は、なんとか生きようと思います、この映画のおかげです。
ミュージカルカルとしても最高だと思います。
思いやりで、紆余曲折ですが、それも人間らしい。
本当に、死ぬ気で生きたら、こんな気持ちになると思います。
コナーの家族も、主人公の家族も、真剣に生きてます。
だから、自分を責めてはいけません、私も自戒してます。
いろんな教訓と生きる指針が溢れています、愛も溢れています、是非。
前半は微妙。
公開初日の今朝鑑賞。
前半は退屈でした。ただし、演説のシーンからそこそこ面白かったです。
歌はいまいち。グレイテスト・ショーマンやラ・ラ・ランドの音楽スタッフだと聞いていたので期待していましたが、裏切られた気がしました。
みんな!メンヘラだよ!
自死した同級生の両親に、自分は友達だったと嘘をついてしまったことが、世間を騒がせる大事に拡がってしまうお話。
メンヘラコミュ障ボッチな高3男子エヴァンが自分宛に書いた手紙を、やさぐれボッチ同級生コナーに取られてしまい、その手紙を持ったコナーが自死したことで巻き起こるストーリー。
両親が友達なだけとは言うけれど、一応一人だけは友人がいる主人公が、彼の協力を得ながら話を合わせてメールを作成したり…どこまで話が拡がるんだ?と怖くなるのかと思いきや調子にのっちゃって…。
こういうのが感動話になっていく白々しさとか、いかにもアメリカらしいし、現代社会らしいなーと。でも、冷静にみるとこれって壮絶なブラックジョークかホラーですよね。と恐ろしくもある。
そしてこれまたアメリカらしいアラナの存在がね…約束破った件を抜きにしてもこういうタイプの人苦手です。
結局まともなのはジャレッドだけ!?
物語が半分過ぎて旗色変わって、どうまとめて行くのかなと思ったけれど…まあ、上手く風呂敷畳んだ感じではあるけれど、それまでがやり過ぎだしちょっとキレイにまとめ過ぎている様に感じて、良い話だなーとはならなかった。
こういうのをコメディではなく、感動作の様に仕上げるのは、流石ハリウッドとは思ったかな。
知り合いには勧めません。
ララランドやグレイテストショーマンのような素敵な物語を期待したらかなり凹みます。
個を持って和となすミュージカルとは別であくまで個人個人がひた走るミュージカル映画です。
特に最初15分は席を立ちたくなりました(笑)
嘘をついて事なきを得るってよくある事だけど先が見えちゃうのは夢が無いよね。
ラスト近くのクラファン上手く行かなく相談されてわざわざ相手が横に居るのにメールするところなんて「誰にも見せないで!」って言っておいてメールするダチョウ倶楽部かよ。
全体的に甘い作りでいつ廊下で皆んなが歌い出すのか期待した自分がバカでした。
『イン・ザ・ハイツ』観てハードル上げてただけに残念。
歌うま~
ある意味王道ストーリー。
これをこの形で映画にすることに意味があるのだと思った。
この形だからこそ、心に染みて来るのではないだろうかと思った。
この映画を違和感なく成立させるのは、アメリカのエンタメ、映画業界の奥深さがあってこそだと思う。
演技がうまい、歌がうまい、編集、演出がうまい。
アメリカの映画作りの質の高さが、この王道ストーリーを退屈なものにはさせないのだなと感じました。
映画として「歌う」こと以外は狙ったこと、派手なことはせず、地に足がしっかりとついていて、とてもよかった。
違和感なく映画に入り込ませてくれるのは、本当に映画力があってのことだと思う。
心に痛い、良い映画だと思いました。
誰かが見つけてくれるから。
ジャスティン・ポール、ベンジ・パセックのコンビの楽曲は、相変わらず完璧です。エバァン役のベン・プラットとアラナ役のアマンドラ・ステンバーグの歌唱力は感動的です。コナーの弾き語りにはヤラレます。ブック・スマート以来のケイトリン・デバーも魅力的。
それでも、エバァンの嘘から始まる行動に、心から共感出来ず。
自殺防止プロジェクト作品らしく。メッセージ性の高いシナリオですが、踊り要素ゼロで歌唱勝負ゆえ、ミュージカルとしての物足りなさは残ります。しゃー無いか。
ミュージカル大好きで、平均4回はリピートしてると思うんですが、コレは、あと一回で良いかなぁ。って、結局はリピートするんだ、俺w
歌は良かったです。
ケイトリン、可愛かったです。
と言うことで、また来週!
おとなしいウツ系青年、ガンバレ。
エヴァン役さん。まぁ上手な歌。周りの俳優男女も上手い上手い歌。ミュージカルですわ。初めから感動。少々だらだら加減になってきて、三分の二ぐらいきたとこでうとうとしかけたけども。まぁ終わり方は又 いぃ感じで閉めはりました。
選択をするのは自分。でもどんな選択をしても、ひとりじゃない。
劇中で繰り返される強いメッセージ。
「ひとりじゃない」
最終的に選択をするのは自分自身であるが、そこに寄り添ってくれるひとがきっといるはず。
そんなひとのことを大切にしようと思わせてくれる。
自分の周りの大切なひとにもっと寄り添おうと思わせてくれる映画だった。
意味がわからなかったが涙が出た
ミュージカル風で不自然だなと感じつつも鑑賞。成り行きでウソをついてしまって、その後アメリカ人的なノリで話は続く。感情移入もできないし特に感動もしなかったが、なぜか涙が出た。何だったんだろうこの涙( ;∀;)。
アメリカの国民性が良く出ててアジアの日本人にはささるかどうか難しい。米国人向け映画。
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