「嘘だけど嘘じゃない?」ディア・エヴァン・ハンセン マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
嘘だけど嘘じゃない?
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二人はとても近いところにいたんですね。
エヴァンが自分で自分に書いた手紙を、コナーは読んでどう思ったでしょう。
それはコナーが書いた遺書ではないけれど、捨てずに持っていたことには何か意味があったのかも。
エヴァンは木から落ちたのではなく自分から飛びおりたと、後半で明かされます。
母にも言えなかった死にたい気持ち。
ギプスに気がついたコナーがサインして、もしかするとエヴァンはほんの少し嬉しかったのではないでしょうか。
エヴァンが皆の前で語った、木から落ちた時コナーが見つけてくれたという話、あれは嘘ではあるんだけど、話しているうちに本当に見つけてもらったような、二人が近いところにいたと感じていくような気持ちになったのでは。
嘘だったと謝罪したあと、エヴァンがあらためてコナーの事を知ろうとするのも、いいなと思いました。
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