「一回は賛同したはずなのに」ディア・エヴァン・ハンセン ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
一回は賛同したはずなのに
ネタバレをなるべく避けて書くのでフワッとした感じになるかもしれません。
孤独を理由に自殺した男性とたまたま関わって、その家族に唯一の親友だと勘違いされ、言い出せないまま嘘エピソードを重ねていくうちに周りも主人公を見る目が変わっていく・・・という内容。
日本だと嘘を突き通す展開も十分あり得るのですが、キリスト教が嘘にメチャクチャ厳しいので正直に話す事が美徳というか必須になっています。昔ERという海外ドラマで正直に話すと全員が傷つくのが分かっているけど嘘をつかないためだけに正直に話し、全員傷つくというエピソードがあって面倒な文化だなと思った事を思い出しました。
主人公と亡くなった人、その二人に共感した人達は全員同じ事で悩んでいるのに、亡くなった人は良くて主人公はだめなのか?と矛盾を感じました。
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