ずっと独身でいるつもり?のレビュー・感想・評価
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『好きなセリフ』実際の鑑賞日は忘れた
「選ぶ言葉が全部、毒をはらんでネガティブな人だった。」
「じゃ、なんでプロポーズ受けたんだよっ」
↪︎「ただ、魔が差しただけ。」
結婚しても孤独、しなくても孤独
色んな風俗が勉強になる映画でしたね。
現在という時代の空気と本質を抉ってる感じもあって。
主役のベストセラー小説を10年前に出した36歳のライター役の
田中みな実。
結婚に一瞬「魔がさして」プロポーズにOKしてしまう。
相手の親に会ううちに現実の突きつける窮屈さに、
結局はドタキャンしてしまう。
「仕事をやめろ」とか、
「子供をすぐ作れ!」
「車を買おう」
相手側が勝手に自分の人生に介入してくるイヤーな感じ。
“分かる!分かる“
周囲の女性もリアルでした。
すぐTwitterで田中みな実を口撃する市川実日子。
そして結婚の現実そのものを写す徳永エリの専業主婦。
そして都会だなぁ・・・と思ったのは、
元乃木坂46の松村沙友理の演じる若い女。
「パパ活」はまぁ分かるけれど、
「ギャラ飲み」これは初めて聞きましたね。
可愛い若い子とお酒を飲むだけでお金を払う男がいる?!
まぁ勉強になりましたが、ますます女性が結婚したくなくなる
・・・そんなリアル結婚事情でした。
20代前半女視聴。悲しくなった。
大学卒業して、多分これから周りが結婚していく時期になると思う。
結婚して幸せそうな家庭とそうじゃない家庭。
独身で幸せな人と不幸せな人。
幸せっていう言葉に取り憑かれているうちは幸せになるのは無理なんだろうなあ、と。
丁度思っていた時に見てしまったので個人的ですが悲しくなってしまいました。
「孤独死って既婚者が1番多いんだって」というセリフが心に染みる…
明日私は誰かのカノジョとか純猥談とか好きな人はこの映画好きだと思う。
あとレビューで「こんな男は〜〜」って語ってるけど絶対こんな男いるよね2ちゃんねるでいっぱい見た。
男性観が古すぎる
田中みな実の婚約者
田中みな実の父
丁寧な暮らしインスタの専業主婦の夫
出てくる男性が古臭すぎる
今時、商社勤めごときで結婚したら仕事やめてくれとかサラリーマン家庭の専業主婦が「同窓会に行ってもいいか」とか「私も働きに出たい」とか勇気を出して旦那に聞くとかないだろ
むかつく?
とにかく前半はムカつきっぱなしだった。
36歳の独身の私には登場人物全てが敵に見えた。
敵に見えるということは、
的を得たストーリーという事になる。
登場人物4人の女性にスポットを当てたストーリー。
各々が抱えている思考に共感も持てるし、嫌悪感も持ててしまう。
自分自身を認めたいと思いながらも自分を否定して過ごしている各々。
まさに自分だ。鏡のよう。
SNSを利用した場面やアマプラの番組の出演者という設定はとっても面白った。
実は題名を見て、絶対この映画は観たくない!って思ってたけど、なんとなくプライベートで落ちてたので勢いで観てしまった。
観終わって感じたのは、
やっぱり私は今の恋愛に納得いっていないんだな。と。
結婚するにもしないにも、逞しく生きていく。って
最後のフレーズはグッド!!
同感です。
ベースは自分一人で生きていても幸せである事が大事。
そこにプラスで彼氏や旦那が居て、もっと幸せ!
子供が出来てもっともっと幸せ!
というのが理想。
男の言いなりになんてなってたまるか。
人によって感じ方が異なる
まだ結婚についてあまり考えたことがありませんでしたが、この映画をきっかけに考えるようになりました。
30歳を超えたくらいに見ると、また共感できる部分が増えるかもしれないと思いました。
松村沙友理さんの演技が個人的に、とても好きだと感じました。特に、彼女が涙するシーンでは、感動し貰い泣きをしました。パパ活女子を演じ切りながらも、彼女のまっすぐな人柄が出感じられる気がしました。今後が楽しみです。
稲葉友さんの演技も、無神経な男役でしたが、個人的に、嫌な感じが良く出ていて良かったと思います。全く違った役での彼の演技を見てみたいと感じました。
依存からの脱却
結婚は逃げ道ではない。
1人でも生きていける男女が、それでも一緒に生きたいと思って初めて、意味のある結婚ができる。みたいな言葉を聞いたことがあるような、ないような…。
人生って無数に選択肢があって、大人になったらその選択一つひとつに責任を取らないといけないものだけど、ときどきそれらから全部逃げて、人まかせにしたくなってしまう。
まみちゃんにとってはその逃げ道の一つが結婚だったんでしょうけど、でもやっぱり他人に丸投げした人生なんてたかが知れてる。ただ、こと「女」という性は、一見すると、男に幸せにしてもらうような生き方もアリなんじゃないかと思えてくる。
でもそういう人生って、きっとどこかで自分を殺している。彼女の婚約者のように、女は男を癒す生き物であると信じて疑わない人だったり、あるいは彼女の父親のように、女を自分より下に位置付けることで自分の存在意義を確かめている人だったり。そういう人が求めている「女」を演じることはそこまで難しいことじゃないかもしれないけど、でもそれじゃ違うんだって、改めて思わされた映画だった。
まだ社会に出ていない私ですら、女の子なんだから、もしくは女の子らしくと、まるで女を愛玩動物かのように扱ってくる男を何人かこの目で見たことがある。ちげえよ、私はそんなんじゃないんだよって、心の中で毒を吐いたことは数あれど、そんなことはもちろん言わずに、上っ面の笑顔だけ浮かべている。だってその方が楽だし、みんな優しくしてくれるから。
これって必ずしも間違っていることではないと思うんだけど、じゃあどうやって生きるのが正解なのか、やっぱりよくわからない。毎回毎回、そういう視線や言葉に過敏に反応してたら身が持たないし。
とにかく、人まかせにして生きちゃいけないよって、自分で自分の幸せ見つけろよっていうのが、この映画のテーマだったんかな。
なにが言いたいのかよくわかんなくなってしまったけど、補足↓
今回は女性を題材にした映画だから、どうしても女性ばかりにフォーカスが当たってしまうけど、もちろん男性だってなにも考えてないわけじゃない。彼らの男ならではの苦悩もちょっと見たかった。
自分を顧みて死にたくなった
「有難いお言葉の数々。本当にありがとうございます。でも、うっせぇよ!」「地元に帰って結婚して子供産んで、つまらない人生送れば?」「孤独死の7割が、既婚者なんだよ」「結婚すれば寂しさは消えるんじゃなかったの?ああもう、死にたい!」
現代の日本に生きる四人四色の女性たちが登場する本作。結婚して子供を設けることが幸せだと、女性を下に見る世間や男性に異論を唱える。自分が抱える寂しさを解消させるために結婚したいと願いつつ、親族から結婚や出産を薦められる私や、自分ばかり可哀想だと思い、他人を否定する私はひたすら死にたくなった。
慢性的な寂しさや嫉妬心からSNSの投稿に溺れるユキノ。そこにはこう書かれる。「一人に耐えられない寂しさで、結婚に逃げる(曖昧)」その矢は、物理的に一人で生きられるものの、世間の結婚という圧に悩んだまみに投じられたものだった。
以前壇蜜さんが結婚した際、こう話していたことが印象的だ。「一人で生きられると思えるようになったからこそ、誰かと共に生きてみたくなった(曖昧)」ユキノの言うように、結婚に「逃げた」場合は最初からうまくいかないのだろう。つまり私の考え方も、良くないのだろう。
まみが婚約者として相手を実家に連れていった際の、彼女の父親が私の父親と重なった。結婚して肩の荷が降りたと言いつつ、自らのパートナーを見下すような態度。誰かのために、自らを犠牲にするものなのか。結婚など考え方に正解はないからか終わりが曖昧ではあるものの、各々の幸せがひとつではないことは確かである。
またこの作品は、色んな人の思いを全て汲み取ることはできない、勝手な思い込みで何かを判断することは誤りだと暗に示している。皆何かを抱えながら生きている。他人の何かを批判するツールが無限にあるけれど、それを行う権利なんてない。
色んな人の叫びや背景から、ひたすら自分の小ささを痛感し死にたくなった。反省し、今後に行かせたらいい。
結婚どうこうではなく
結婚しないこと=悪でもないし、その人が幸せならいい。
けれど、そういうことを主張したいがために、結婚=不幸という物語を対極的に作る昨今の風潮に疑問を感じる。
主人公の婚約者や父親、既婚女性役の旦那の人間性に問題があるだけで、結婚自体に問題はないのでは。
「結婚しなくても、私は好きな服も好きな仕事もできて幸せ!」なオチですが、あなたがそうやって幸せでいられるのは、大変なことを乗り越えながら結婚・育児をしたお母さんのおかげなのに、、、と思ってしまいました。
結婚しようが結婚しまいが
20代がいう「結婚なんて」と30代が言う「結婚なんて」は、重さが違う。
昔は付き合ってはいけない男3Bだったのが、今では3Cに変わってるのは驚いた(笑)
泣き止まないから抱っこしてあげて、オムツ替えてくれてからあそびにいくよ…旦那も育児しろよ!ってなった。結婚したから幸せとか、結婚してないから不幸せとか、それって本人の価値観だから、他人がとやかく言わんでいいよなって思いながら鑑賞しました。
孤独死してる人は、既婚者の方が多いってのにもびっくり。どこまで本当かわからないですけど。
結婚は、好きな人とするのが1番ですね。焦って結婚して、結局合わなくて…ってのが1番大変そう。
自分の幸せとは何か?
これ映画だったんですね。
primeオリジナル配信ドラマかと思っていました。
子育て中の身としては、優しい旦那が子育てに関わってるぶって関わってない感じすごく共感が持てました。言いづらいんですよね。。
自分の幸せとは何か、結婚が本当に幸せなのか?などなど、、女という自分の人生について少し考えさせられる内容でした。
見てよかった 原作も好きだったけど、より女子の地獄が煮詰められてて...
見てよかった
原作も好きだったけど、より女子の地獄が煮詰められててすっっごく良かった
わかりやすい悪人なんていない、みんな良かれと思って、好意、善意、正論、常識で殴ってくる
"よかれと思って"に殺されていく
勝手に幸せそうだのかわいそうだのジャッジされて、それを気にしながら生きてかなきゃいけない地獄
彼氏がクズではないけど一挙一動が無理なラインがまじでリアル
西野とひろゆき読んでる時点でやべぇって思ったけど(2人は全く悪くないんだけど全要素揃うとやばい)ガワだけキラキラしてるのに中身空っぽな人間なのが本当にリアル
本人無自覚なとこも
「怒ってるんだと思う」からの言葉は原作もあったけどやっぱ泣いちゃった
私達は生きてるだけで偉い
独立
興味深かった。
演出的にはかなり分かりやすく、むしろそこまで優しくしなくてもと思ったりはする。
たまに掘り起こされるネタではある。
が、時代によっても様変わりもするし、より細分化されたり詳細が綴られたりもする。
まとめとしては「逞しく生きていく」だそうな。
なるほど。
女性達は慣習や男性主導で形成されたであろう常識から逸脱し独立を計るそうな。
すがるのではなく、共同体の一部として機能する。
困るのは男性諸氏である。
もう女性に甘えてられなくなる。
ありもしないイニシアチブを振り翳せる時代は終わったのだ。彼女達は密かに独立戦争を仕掛けてきた。
それがいいか悪いかは分からない。
けれど…何を選択するか?
その主導権を握れる事が大事な事なのだと思う。
その結果、少子化になって一国が滅びようとも自業自得なのだ。
出産は、今や女性にとってはリスクの一つにカウントされるような事でもあるのだ。
そういう社会にしたのは、紛れもなく俺たち男性なのである。
登場する女性達は、皆様、分かりやすいくらいに自分以外のものに振り回されてる。
それほど、世間から与えられる圧力は強烈なのだろうと思う。で、皆さまソコから脱却する。
既定路線ではあるものの、なんとなく印象に残るのは「無理をしすぎても続かない」って事だった。
いや、無理をした先に新たな楽しみを見つけられるのならば、続くのかもしれないけれど。
P活のエピソード以外は、コレに当てはまるような気がする。
俳優陣は女性も男性も好感触。
だいたい偏った男性像しか描かれない中に、藤井氏が演じたような男性像もあったのは救いでもあった。
ただ、求められる男性像も変わっていってんだなぁと感慨深くもある。
田中さんも素敵だったけど、ラストはもう一皮剥けてて欲しかったかな。
趣味が悪いと自分でも思うけど、終幕後の劇場の空気が絶妙だった。
大部分を女性が占めてる客席なのだが、まさしく劇中の言葉通り「そんな事、私が1番考えてます」って空気感が漂っていた、ように感じた。
多様性
4人の女性が登場し、4者4様の暮らしが見れる。
この作品にスーパーヒーローは登場せず皆等身大の人間として描かれる。
孤独というテーマは男女限らず普遍的なテーマだと思うのでその部分は僕に刺さった。
それにしても田中みな実さんが本当にすごい。
最近演技を始めたとは思えないほど自然な味が出ていて凄かった。
松村さんも荒削りなところはあるがぶりっ子と本音の二面性を上手く見せていた。
最後の座談会は蛇足かと。
尺伸ばしせずにすっぱり終わってくれても良かったのでは。
もちろん見るか見ないかは個人の自由だが。
劇場の照明もついていた中でのおまけの上映は新鮮だった。
前半はなんか バブリーな作品と思って すこし退屈でした ラストあた...
前半はなんか
バブリーな作品と思って すこし退屈でした
ラストあたり 婚約破棄になったあたりから
やっと本音が出て 面白くなりました。
正直 この時代にまだこんな考えな女性はいるの? 男性もこんな考え?ホントに?
って 引いてしまいました
田中みな実さんは 頑張ってるんだけど
回りの役者さんのすごさが かえって引き立ちました ホントに名俳優ばかりでした
いやいや ラストのみなみさんの笑顔はよかったけど
自分は 無理しない みんなのみな実 さんが好きだなー
テレビのスペシャルドラマでよかったかも
【”貴女は、今、幸せですか?”ふくだももこ監督が、世に蔓延る”女性はかくあるべし”という古臭い思想に、怒りを叩きつけた作品。独りでも、世間の目を気にせずに、逞しく生きる大切さを描いた作品でもある。】
ー 序盤から、出演する男達が口にする言葉に苛苛しながら、観賞。-
◆感想
・本多まみ(田中みな実)の”カレーをスパイス調合から作る”恋人がいつも、彼女に掛ける言葉。”優しい笑顔が好きだなあ・・”
- この優男がまみを表面上でしか見ていない事が、良く分かる。
だが、彼女自身も10年間に大ヒットした女性の自立をテーマにしたエッセイ以来パッとしない生活を送っていた。-
・まみが、実家に帰った際に、優男も”婚約の報告を・・”とノコノコとついて来て、相変わらず”優しい所が、好きなんです・・”などと言っている。
- まみの父親の”こんな娘を貰ってくれて・・”という言葉。あー、このお父さんも古臭い思想の持主ナンだねえ・・。嬉しいのは分かるけれど、娘はモノではないぞ!
そんな優男の姿を見て、まみの母親(筒井真理子:良い女優さんである。)が、彼女に言った言葉。”私みたいになっては駄目だよ・・”。
まみの母親は、優男の本質を見抜いていたのであろう。自分の夫と同じ本質を・・。-
・並行して、まみの著作に影響を受け、冷めた目で世を眺め、”呟きながら”老後の心配をするユキノ(市川実和子)の姿も、現代に生きる女性の悩みをうまく表現している。
・同じく、夫との間に子を設け、人気ブロガーになっているアヤカ(徳永えり)の悩みも綴られる。
子供の世話とは、一緒に遊ぶだけではないぞ!。
・同じく、パパ活などで、お金を稼ぐミホ(松村沙友里:アラフォーのオジサンとしては、最初に一番苛苛した女性を、好演している。)も、若い若いと思っていたら、いつの間にか、自分もおばさん予備軍になっている事に気が付いて・・。
<4人の女性達が、世の風潮に惑わされ、抵抗し、利用しながら生きる姿を描いた作品。
結婚とは、無理にするものではなく、例え一人で生きて行くとしても、世の意見など気にせずに、逞しく生きる事の大切さを描いた作品である。>
□上映終了後の、主要俳優さん達と、監督の遣り取りが面白かったなあ・・。
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