劇場公開日 2021年9月24日

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「シンプルにひたすら逃げるスリリングなエンターテイメント」殺人鬼から逃げる夜 tackさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0シンプルにひたすら逃げるスリリングなエンターテイメント

2021年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

聴覚に障がいのある女性が、サイコな殺人鬼からひたすら逃げる映画。耳が聞こえない人が振動などで音を察知するメーターが本作で恐怖を醸し出しており、「イカゲーム」で有名になったウィ・ハジュンがヤバい奴を演じきっている。爽やかな見た目であんな役を演じているのを見て、「闇金ウシジマくんseason3」の中村倫也を思い出した。

ただ怖い怖いと思うだけの映画だけではなく、そこはエンタテインメントに徹している。思わず笑ってしまうシーンが何度もあり、壮大な鬼ごっこを観ている感じ。
あと韓国映画やドラマをよく見ていると、あのソウルの低所得層の暮らす街並みの迷路感がわかってより楽しめた。

チン・ジギュがとても可愛くて、必死に走っているのがまた良い。日本ならアイドルの企画もので制作されてそうな感じ。

シンプルだし、スリル感があり十分楽しめた。

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じーたら