「肉を切らせて」殺人鬼から逃げる夜 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
肉を切らせて
連続殺人鬼による殺傷事件の現場に出くわして、犯人に追われることになった聴覚障害者母娘の話。
元海兵隊員の兄を持つ女性が殺すことを目的とする殺人鬼に襲われて、通りかかった主人公が負傷した彼女をみつけてしまったことから捲き起こって行くストーリー。
最初に狙われた主人公の母親はなんで歩き回ってた?とか、大切なスマホを車に忘れますか?とか、血痕は?とか、聴覚障害者でも話せる人が殆どだと思うけど…何て思った序盤。
なんなら聴覚障害者の方が手話をする時、声は出さなくとも唇は動かすし、その音結構凄いんですけどね。全員じゃありませんけど。
まあ、そこは映画だし、と割り切って鑑賞出来たけど、その後の警察署でのやり取りは一歩間違えたらコントになりそうな感じ。
ホント韓国映画の警察の扱いって…w
モンクばっかり書いたけど、狡猾で不快な犯人と、人をあまり疑わない娘&娘のことが心配で堪らない母親、脳筋な元海兵隊員の鬼ごっこはスリリングだし、二転三転と変化していくし、落とし方もみごとで非常に面白かった。
ただ、やっぱり話せるんかい!?というツッコミは入れたくなったw
細かい話だけど、最近の車はキーレスで施錠をして物理キーで解錠するとクラクションが鳴り響くのでご注意を。
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