「60年代のロンドン、とても魅力的」ラストナイト・イン・ソーホー オナキン・スカイウォーカーさんの映画レビュー(感想・評価)
60年代のロンドン、とても魅力的
とても面白い作品、当時の男たちのもつ権力とは女性の人生を狂わせるそのものだったと感じた。
田舎から上京したてのエロイーズはファッションデザイナーになる夢を持って上京した、その姿は夢を持って歌い手を目指したサンディそのものだったと感じた。
しかし時代と環境は一致するものではなく彼女達を支える男達には大きな違いがあった。
彼女達を支えた二人の男、それはポン引きのジャック、主人公と同じ服飾科のジョンと言えるだろう。
そしてこの映画は、時代に違いがあるものの、当時はサンディのように純粋に夢を追って消えていった女性がいたという事実になり、現代の我らはそれらを理解しなければならないと感じた。
サンディの存在、ジャックの現在など、エロイーズが見た60年代のロンドンと絡めて見てみると、とてつもなくエモく切ない物語だった。
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